ブンジサッカーOBメッセージ⑤
2025/11/07
[ ブンジサッカーOBメッセージ⑤ ]
ブンジサッカーOBメッセージ⑤は、50期の高橋光くんです。現役時代はコロナ禍の影響を最も受け、コロナ禍に泣かされた代でした。
49期から代替わりして迎えた2020年1月の地区新人選手権では強敵を次々退け優勝したものの、コロナ蔓延で3月から活動停止となり、進出を決めていた関東大会予選、その後の総体予選も中止、10月から再開されたT3をはじめとするリーグ戦も大幅に規模が縮小されました。
関係者のご尽力により選手権予選は厳しい感染対策の中で実施されましたが、会場に行けるのはメンバーのみで、試合終了後、学校に全員で集合し、ミーティングをしました。
1回戦に勝ち、学校で「次も勝とう」と誓いましたが、2回戦で決勝に進出した日大豊山と対戦し、接戦の末2-3で50期生の公式戦は終了しました。1回戦同様学校に戻ってミーティングをした後に夕闇迫るグラウンドで部員全員で丸くなってブンジのチャントを歌った姿は忘れられないものとなりました。今年度の選手権予選のように、大勢の応援の中で、試合をさせてあげたかったです。
高橋くんは度重なる怪我を乗り越え、MFとして活躍しました。卒業後は東京学芸大学に入学してサッカー部で活躍して、卒業後は中学校の数学科教員として後進を指導しています。ブンジサッカーの卒業生で教員になる人は多いですが、教え子をブンジサッカーに送り込んでもらいたいものです。
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みなさん、初めまして。国分寺高校50期卒業生の髙橋光です。主に中学生のみなさんに向けて、OBとしてブンジサッカーの魅力を私の経験をもとにお伝えさせていただきます。進路選択の一助となるよう、精一杯書きましたので、拙い文章になりますが、目を通していただけると幸いです。
私はブンジサッカーで、大切な仲間に出会いました。そして、大切な仲間と競争し、切磋琢磨してきました。「出会いと競争」がブンジサッカーの魅力だと感じています。私が在籍していた頃は、1学年30〜40人、3学年合わせて100人を超える部員がいました。そのため、スタメンの11人に選ばれることは簡単ではありませんでした。多くの部員が自身の課題と向き合い、お互いに刺激し合い、助け合う日々を過ごしました。サッカーだけでなく、学校生活(勉強や行事)においても同様です。三兎を追い三兎を得ようとする日々が、仲間をかけがいのないものにしていきます。
私は大学でも体育会サッカー部に所属し、サッカーを続けました。週6の活動、授業、アルバイトで1日は終わってしまい、遊べる時間は限られていました。大変な毎日でしたが、ブンジサッカーでの経験と出会いが私を助けてくれました。部活、勉強、行事に全力で取り組み、切磋琢磨することで得た継続力や向上心は、様々な場面で役に立ちました。また、他大学のサッカー部で活躍するブンジサッカーの先輩、同期後輩に刺激をもらうこともありました。何より、支えてくださった先生方やかけがえのない仲間に活躍する姿を届け、感謝の気持ちを伝えたいという思いが強かったです。
私は現在、中学校教員として働いています。高校での充実した3年間が職業選択にも影響しています。忙しい日々ですが、サッカーを通じて得た経験が社会人になっても私を支えてくれています。その経験を生徒たちに伝えていきたいと思っています。
国分寺高校サッカー部には、成長できる環境が整っています。サポートしてくれる先生方もいます。何事にも全力で取り組み、成長したい方はぜひ、国分寺高校を選んでみてください。

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