ブンジサッカーの選手権③
2025/09/22
[ ブンジサッカーの選手権③ ]
一次予選2試合を勝ち上がり、21日に一次予選決勝に臨みました。相手は拓大一高、会場も拓大一高といういわゆる完全アウエーでの戦いになりました。しかし、選手はもちろん、保護者、在校生、OB、OBの保護者、夏のTシャツをつくってくださっているOBが関西から、T5のレフェリーでお世話になっている方、顧問やコーチの関係者と続々応援に駆けつけてくれ、拓大一高の応援を上回る数となり、大声援に後押しされた、まるでホームゲームのような雰囲気でのキックオフとなりました。
拓大一は、パワフルな攻撃、ロングスローやドリブルでの局面打開など攻撃力のあるチームで、立ち上がりから押し込まれてシュートを立て続けに受け、苦しい展開となりました。この時間帯を全員が体を張って粘り強く守り抜き、徐々にパスが繋がり始めました。しかし、拓大一の堅いディフェンスを崩すことができずに前半を終了し、後半は中盤の激しいつぶし合いとなりました。国分寺はサイドの展開が機能し始めシュートチャンスも増え一進一退のゲームとなりましたが、両チームとも守備に綻びが見られずに0-0のまま延長に入りました。延長に入ると久しぶりに気温も高くなりやや疲れの見えてきた拓大一に対し、国分寺は守備からのカウンター、サイド攻撃でチャンスを作れるようになりましたが、相手GKのスーパーセーブ、シュートミスで得点に至らず、100分の激闘はPK戦で決着をつけることになりました。
運命のPK戦では先攻の国分寺が4人続けて決めたのに対し、後攻の拓大一のキックをGKが2本続けて止め、4-1で辛くも二次予選進出を決めることができました。総体支部予選では、同じ会場で悔しい思いをしたチームにとってもGKにとっても、思いを晴らせる瞬間となり、最後まで大声援を送ってくれた応援の方々にも素晴らしい場面を届けることができました。目標の西ヶ丘まであと三つです。
試合が終わり挨拶で両校が健闘を讃え合いましたが、残念な結果となりながらも顔を上げ、しっかりと挨拶をしていた拓大一のキャプテンと選手たちの姿勢が印象的でした。これを見て、二次予選では彼らの分も頑張ろうという気持ちと、同じ地区のライバルとして、これからもリーグ戦などで切磋琢磨していこうという気持ちを強く持ちました。
組み合わせは23日に決まり、10月4、5日が二次予選一回戦の予定です。各カテゴリーのリーグ戦もあり、試合後は切り替えて、学校で練習を行いました。またYL2部は小平南高校とのリーグ戦を行い0-4で完敗し、力不足を痛感し、次戦での巻き返しを誓いました。皆様の応援に感謝するとともに、部員全員で前進を続けるブンジサッカーに変わらぬ声援をお願いします。