R6第5回山行夏季合宿 八ヶ岳
2024/08/19
R6第5回山行夏季合宿 八ヶ岳
8月6日(火)から8日(木)かけて、八ヶ岳で夏季合宿を行いました。
1日目。白駒池からニュウのピークを踏み、黒百合ヒュッテのテント場に泊まりました。テントを立てた後に雨が降りました。夕日は見ることができました。
2日目。テントを背負い、行者小屋のテント場まで移動します。先ず東天狗岳の登りです。東天狗岳では、ガス(霧)の切れ間から硫黄岳、赤岳を一瞬見ることができました。また、ブロッケン現象(御来迎)も現れました。西天狗岳(2646.0m)までピストン(往復)しました。途中、立川高校の山岳部とすれ違いました。東天狗岳から根石岳、箕冠山にかけては森林限界を超えた稜線です。高山植物の女王と呼ばれるコマクサが咲いていました。夏沢峠から硫黄岳までは登りで、天気はガスったままです。平らな頂上で休んでいると、立川高校山岳部も登ってきました。硫黄岳からは下り道です。赤岳鉱泉で少し休憩し、行者小屋のテント場に向かいました。テントを張っていると、青空と横岳の稜線が見えてきました。小屋のそばには鹿が現れました。夜は雷雨になりました。
3日目。テントはそのままにして、朝から赤岳(2899.4m)頂上を目指します。今回の山行で、最も標高の高い八ヶ岳を代表する山です。文三郎尾根を経て、頂上に到着しました。雲霧は流れていますが消えません。しかし青空も見えてきています。ここでもブロッケン現象に出会いました。下りは地蔵尾根です。途中で晴れた赤岳山頂が見えました。行者小屋に戻って一休みし、テントを撤収して美濃戸口のバス停に向かいました。
今回の合宿は、宿泊用具を背負っての縦走登山でした。安全に予定通り行動できて、部員の力を感じました。将来、再び(何度も)八ヶ岳に来て、展望の良い別な姿も見てもらえたらと思います。