校章

東京都立国分寺高等学校

ブンジサッカーの関東予選

2024/04/26

 

[ ブンジサッカーの関東予選]

 

新学期が始まり、T3リーグなどリーグ戦がスタートし、仮入部の1年生がグラウンドに活気を与えてくれる中、関東大会予選が始まっています。一回戦で青山学院をPK戦の末9-8で下し二回戦進出を決めたブンジサッカーは、4/20(土)にベスト8を賭け、成立学園を1-0で下した大成と対戦しました。大成はT2リーグに属する格上の強豪ですが、何とか勝機を見出したいと一回戦のゲームを分析し、守備とカウンター攻撃に力を入れたトレーニングを行い、試合に臨みました。当日は通称あり土、授業のある土曜日でしたので教員も授業を行い、生徒も授業を受け、仮入部の1年生は放課後にケガをしている2年生の指導のもとトレーニングをしてから16:00の試合に合わせて会場である駒沢オリンピック公園に向かいました。当日は二回戦8試合が全て隣接する補助競技場と第2球技場で行われ、周囲は応援や歓声、かけ声などで熱気が充満していました。会場の駒沢補助では部員だけでなく、保護者、卒業生、卒業生の保護者など応援の方々が多数詰めかけ、大声援を送ってくれましたが、大成も負けず劣らずの応援で試合前から場内はヒートアップしていました。大成は予想通り個々の技術、スピード、コンビネーションが優れており、ブンジは守備重視のシステムで対抗し、ポゼッションでは圧倒的に支配されていましたが体を張り、声をかけてゴールを守り、得点を許さずに前半を0-0で折り返しました。

ハーフタイムでは選手同士で修正点を話し合い、スタッフからの助言とともに戦術を再確認して後半に臨みました。後半は立ち上がりにFKを得てハイボールを相手GKと競り合い、ヘディングでゴールに流し込み先制、そのあとにも突破からPKのチャンスをつかみ、冷静に決めて2-0とリードを広げました。ここからはリードを守って逃げ切れるかの戦いとなりましたが、後半半ばに強烈なミドルシュートを決められ1点差に迫られました。ブンジは守備に追われ、体力を消耗し交代選手を使ってなんとか凌ぎますが、タイムアップ寸前のまさにラストプレーでクロスから押し込まれ、同点となり、勝負は延長に持ち込まれました。最後まで諦めずにゴールに迫った大成の底力はすさまじいものでした。

延長前半はスコアレスで、決着は後半ラスト10分の勝負でしたが、大成の執念の前に立て続けに3点を失い2-5で敗退しました。勝負の厳しさを選手、スタッフともに痛感させられましたが、ここまで頑張れたのは、最後まで応援を続けてくれた控え選手達のおかげです。悔しい敗戦でしたが、まだまだ足りないことを自覚し、次のリーグ戦、インターハイにつなげていきたいと思います。

翌日は休む間もなく、地区トップ組、仮入部1年生のトレーニング、総体支部予選の会場運営、東大和南とのYL1部、2部のゲームがありました。前日の試合に刺激を受け、1部は引き分けたものの、2部は今季のリーグ戦を通じて初勝利を挙げてくれました。トップチームだけでなく、下のカテゴリーも頑張るのがブンジの強みでしょうか。

24日には一斉部会があり、1年生が34人入部し、総勢118名のブンジサッカーとなりました。新戦力を加えたブンジサッカーに、変わらぬご声援をお願いします。

 

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