校章

東京都立国分寺高等学校

ブンジサッカーの新人選手権

2024/02/28

 

[ ブンジサッカーの新人選手権]

 

新人選手権がいよいよ始まりました。新チームにとってはこれから選手権大会まで続く長いシーズンの幕開けでもあります。

18日に成蹊高校と新人選手権3回戦を戦いました。昨年11月に帝京CとT4リーグ優勝決定戦を行いましたが、その時は3年生の助けを借りたので、実質的には新チームの初戦となりました。アップからなかなか声も出ず、緊張の様子がありありと見えていましたが開始早々PKを得て先制することができました。リズムに乗って攻勢を強めたいところでしたが、成蹊も粘り強く守りカウンターを繰り出してきて一進一退で前半を終了しました。後半に入ってもなかなかペースをつかめませんでしたが、相手のミスからのチャンスに再びPKを得て待望の追加点を取り、交代カードを使って強度を高め、終了間際にCKから押し込み3-0で初戦を勝利で飾ることができました。流れの中で得点できなかったこと、基本的なミスが目立ったことなど反省点も多いですが、成長途上のチームなので徐々に積み重ねていきたいと思っています。

次の試合は25日でした。都立高校一般入試が21日にあり、その後の採点・登校禁止のため練習場所に苦慮しましたが、コーチの手を借り、フットサルコートを借り、何とかコンディション調整をして、準々決勝の東大和戦に臨みました。

東大和とはTリーグ、高体連のトーナメントだけでなく、地区リーグ、練習試合でも何度もゲームをしており、互いに高め合うチーム同士の対戦です。みぞれ交じりの雨が降る中、個人技、身体能力に勝る東大和が攻め、ブンジがそれを受け止め、縦に速い攻撃で反撃するという、極寒の中での熱く激しい戦いとなりましたが、両チームとも決定的チャンスを作れないままスコアレスで前半を終えました。

後半も同じような展開となりましたが、終盤に交代選手を投入し縦へのスピードを強めたブンジが攻勢に転じ、終了5分前にFKを直接ゴールし、その後の東大和の猛攻を耐え抜き1-0で勝ちました。どちらが勝ってもおかしくない展開でしたが、チャンスをものにしたブンジが準決勝に進出できました。また、2試合とも絶やさず応援を送り続けてくれ、チームを鼓舞してくれた仲間に感謝です。

次戦は3月17日に中大附属対明法の勝者と関東大会予選進出を賭けて戦います。26日からの定期考査が3月1日に明け、2年生はその後沖縄へ修学旅行に行きますが、良い準備、調整をして試合に向かいたいと思います。

東大和戦の日には、国公立二次試験がありました。体育学部受験のため練習に参加していた者、サッカー部入部のため、学校で勉強をして放課後に練習に参加した者をはじめ、それぞれが現役選手同様ベストを尽くしてくれたようです。一方では都立高校一般入試の合格発表も迫っています。みんなが希望に満ちた春を迎えられると良いですね。ブンジサッカーも春に向け全力を尽くします。応援よろしくお願いいたします。

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