ブンジのブカツ④

 

　中学生の皆さん、ブンジのブカツ④へようこそおいでくださいました。

　ブンジのブカツは、考査後に午前授業となっており、活動時間が長くなり、新人選手権や、春の大会、演奏会やコンクールに向け、活動に熱が入っています。また、全てのブカツが校舎内外を清掃する部活清掃が行われ、日頃の活動場所を中心に、校内をきれいにしたり、下校時自転車指導を行ったりもして、より良い学校作りの一翼を担っています。

　今回は、グラウンドのブカツに注目しましょう。男子サッカー(128人)、女子サッカー(22人)、男子ハンドボール(42人)、女子ハンドボール(20人)、硬式野球(34人)、陸上競技(44人)、ソフトボール(8人)が活動をしています。3年生は引退し現在は1､2年生の活動なのでおおよそ2/3の人数ですが、どの競技も体育科、高体連の専門委員など実技指導ができる先生方、また多数のOBコーチ、外部指導員の指導を受け活発に活動しています。多くの部活動がひしめいており、特に硬式野球、サッカーについてはグラウンドが広く使えませんが、防球ネットでグラウンドを1/2、あるいは1/4に区切って、工夫をしながら練習に励んでいます。また、陸上競技部は外部の東大和南公園、サッカー部は府中郷土の森公園、けやき運動場、昭和公園陸上競技場も使って練習をしています。また、照明があるので、冬場の日暮れが早い時期でも、十分に練習ができます。朝練、昼練に参加する部員も多く、朝に昼に活発な声が響いています。

　近年特筆すべき成績をあげているのが陸上競技部です。昨年度は全国総体に出場し、関東大会には毎年出場しています。今秋の関東新人大会には都立高校最多の3名が出場しました。新年度の関東大会、総体が楽しみです。女子サッカー部は東京都ベスト8の常連で、2年前にはベスト4に入り、関東大会にも出場しました。都の1部リーグでも優勝し勢いに乗っています。ソフトボール部は都立高校ではトップクラスの力があり、春に行われている関東公立大会にも毎年のように出場し、今年度も出場を決めており、東京都新人選手権では私立の強豪に伍してベスト8に食い込みました。近年部員数の減少が悩みの種で、合同チームを組んでの大会出場となっています。女子ハンドボール部もベスト16の常連で、それより上位をとチャンスを窺っています。

　女子に押され気味の男子ですが、最大勢力を誇るサッカー部は選手権都大会決勝進出過去2回、5年前には準決勝進出と悲願の全国大会出場を目指し、休業中は近県への遠征も行い強化に努めています。硬式野球部も5年前に西東京大会ベスト8、男子ハンドボール部も過去にベスト8の経験があり、お互いの部活動が切磋琢磨して､充実した活動を行っています。体育祭では他のブカツと協力しながら、会場設営、撤収、審判、召集、用具などの仕事を率先して行い、応援団などでも活躍してくれています。冬のトレーニングで心身を鍛え、春の公式戦で花を咲かせたいものです。