校章

東京都立国分寺高等学校

新人戦決勝トーナメント

2023/11/14

新人戦決勝トーナメント

 

 11月12日(日)に都立千早高校で行われた新人選手権決勝トーナメントに出場しました。

 当日は朝8:00開場、8:30試合開始でとても朝早いです。豊島区にある千早高校に行くために顧問は6時2分発の電車で向かいました。地下鉄有楽町線の千川駅には大会に出場する他校も集まっています。皆、背が高くて強そうに見えます。校門の前で待ち合わせをしていると、副キャプテンがおにぎりをかじりながら登場。7:50の集合時間に1分遅刻した2年生のセッターは顧問からガミガミ怒鳴られていますが、聞こえないふりをして体育館に走っていきました。

 

 1回戦では都立東高校と対戦しました。エース対角の2人は高身長です。序盤、1対1から副キャプテンのジャンプサーブが6本続き6対2とリードします。その後もサーブミスを出しつつ、それでもサーブで攻め25対10で第1セットを取ることができました。第2セットは出だし、サーブやレシーブのミスが続き、4対5とリードされます。しかし、そこから1年生のジャンプサーブで圧力をかけ、センターからの速攻も決まり、25対15で取り、1回戦を勝利することができました。

 2回戦では日大鶴ケ丘高校と対戦しました。格上の相手ですが全力で挑みます。相手のサーブ、スパイクの威力は今大会で対戦した他のチームと比べ物になりません。レシーブでも今まで決まっていたスパイクやフェイントがことごとく拾われてしまいます。それでもセンターからの速攻とライトからのスパイクで対抗し、19対20まで接戦を繰り広げます。しかし、20点からの1点が非常に重く、22対25で1セット目を落としてしまいました。しかしながら、選手は今までで一番いいプレーをしています。第2セットも捨て身で挑戦します。第2セットの出だし、1回戦同様、1年生のジャンプサーブがさく裂し7対3とリードします。中盤までリードを保ち14対6となりますが、このあたりから相手が第1セットにはあまり見せていなかったバックアタックをどんどん使い始めてきます。こちらの守りのリズムを崩され、ついに17対17と追いつかれます。そこからは一進一退を繰り返しますがこちらがセンターからの速攻を連続して決め、22対20と一歩リードします。しかし、ここから点数を上げることができず第1セットと同じく22対25で敗れ、新人戦を終えました。

 

 試合後、選手は全力を出し切った満足感とあと一歩及ばなかった悔しさが混ぜこぜといった様子でした。しかし、会場に応援に来て下さった保護者の方からも「いい試合だった。」とお褒めの言葉をいただき、また、審判をしてくださった学校の先生からも「いいチームですね。今度、練習試合してください。」と声をかけていただきました。生徒にとって、周りの大人から評価していただくのは大事なことです。

 

 今回も多くの保護者の方に応援に来ていただきました。ありがとうございます。次回はもっと上を目指して、女子バレー部一同、まい進していきます。今後ともご支援お願いいたします。

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