校章

東京都立国分寺高等学校

9ブロック大会準優勝

2023/10/16

10月8日(日)、10月9日(月・祝)に行われた9ブロック大会に出場し、24校中第2位、準優勝を果たしました。また、2年生のキャプテン風間美音が敢闘賞、1年生のリベロ田上優菜がレシーブ賞を受賞しました。試合の詳細は以下に長文を載せますので関心のある方はぜひお読みください。

 

 

 10月8日、初日は小平高校で予選リーグを戦いました。4校のリーグ戦で1位か2位に入れば10月9日に行われる1部決勝トーナメントに進出することができますが、決勝トーナメントの組み合わせを考えると1位通過したいところです。緒戦は小平高校と対戦しました。この4年間、様々な大会で戦い、1度も勝利していない相手です。第1セット、動きが硬く先行されてしまいますが終盤、ジャンプサーブとスパイクを畳みかけ、25対21でなんとかとることができました。第2セットも第1セット同様、小平高校に先に走られますが終盤に逆転し、なんとか勝利することができました。

 第2試合では、東京電機大学高。錦城・都立井草の合同チームと対戦しました。2試合目で硬さもほぐれ、安定した試合運びで25対10、25対10で勝利することができました。

 第3試合では中大附属Bチームと対戦し、25対7、25対11で勝利し、1位通過で決勝トーナメントに進出することができました。

 

 10月9日、2日目は東京電機大学高校で行われた決勝トーナメントに臨みました。1回戦はシードとなり、2回戦では1回戦で清瀬高校にストレート勝ちを収めた保谷高校と対戦しました。文化・スポーツ等特別推薦で選手を集めている都立の強豪です。第1セット、相手のサーブやスパイクで得点を許し1対3とリードを許しますが、そこからはサイドアウトを繰り返し14対15で終盤を迎えたところ、副審が主審のところを訪れ何か話しています。なんと保谷高校が10点を取った際にサーブ順を間違えていたことがわかり、保谷高校の点数を10点に戻し国分寺に反則の1点が入ったため、得点が15対10となり一気に5点のリードとなりました。終盤、1年生のサイドアタッカーのジャンプサーブが立て続けにエースとなり、25対17で第1セットをとることができました。

 第2セット、相手も強豪です。サイドアウトを繰り返し、終盤23対23から相手に2点を取られ、23対25で落としてしまいました。

 勝負の第3セット、15点を先取した方が勝ちです。序盤、相手に先行を許し5対3となりタイムを取ります。短期決戦なので様子を見ている暇はありません。気持ちをリセットし8対6と2点のリードでコートチェンジです。その後は主導権を握り続け、最後はキャプテンがジャンプサーブでサービスエースを決め15対9で第3セットを取り、セットカウント2対1で勝利することができました。サーブ順の確認のための中断を含め1時間30分に及ぶ熱戦を制し試合後、キャプテンは手が震えて記録用紙に自分の名前を書くのも大変だったそうです。新チーム結成以来、ここまでの接戦をしたことはありませんでした。この試合で勝利することができたことは大きな財産となったはずです。

 続く準決勝ではいつも練習試合をしていただいている小金井北高校と対戦しました。監督同士も親しい間柄です。序盤、サイドアウトを繰り返しますが中盤、11対15と走られます。しかし、そこから追い上げ17対17と追いつくと20点以降は攻め続け、25対20で第1セットを先取することができました。第2セットは序盤から走り25対13で取り、セットカウント2対0で勝利し決勝戦に進出することができました。

 決勝戦では東京都ベスト8、関東大会の常連、藤村学園高校と対戦しました。試合が始まると相手のサーブに対応できず苦し紛れのスパイクもすべて対応されてしまい、なんと0対15となってしまいました。そこから、試合が進み3対21となりますが、こちらの3点はすべて藤村学園のサーブミスです。しかし、そこからはキャプテンが前衛に上がり、スパイクを決めたあたりから試合になり始め、なんとか得点を重ね9対25で1セット目を終えました。やはり格が違うのかなと感じつつ、せっかくの機会です。選手は全力で藤村学園にぶつかっていきます。第2セットではローテーションを変え、今日好調のキャプテンをエースポジションに入れて対抗します。すると0対3からキャプテンがスパイクを決めるとチームにエンジンがかかり、藤村学園に食い下がります。2対5から4連続ポイントを決め、6対4となったところでなんと藤村学園が作戦タイム。国分寺高校のベンチは一気に盛り上がります。すると周りで観戦している他の高校の選手まで国分寺高校の応援をしてくれて、体育館は異常な盛り上がりを見せます。タイムアウト直後、相手のエースをこちらのキャプテンが1枚ブロックでシャットアウトし、いよいよ会場は盛り上がります。その後は第1セット、あれだけ圧倒されていた相手とサイドアウトを繰り返し、19対25まで食い下がりました。選手も顧問も大満足です。

 その後の閉会式では準優勝の賞状だけでなく、思いがけず敢闘賞とレシーブ賞までいただくことができ大満足の大会となりました。

 今大会も2日間にわたり、多くの保護者の方に応援に駆けつけていただき動画の撮影までやっていただきました。心から感謝いたします。今後ともご支援よろしくお願いいたします。

 

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