[ ブンジサッカーの選手権 ]

 

最終目標となった選手権二次予選に向かったブンジサッカーは10月7日(土)に駒沢第2球技場で都立高島高校と対戦しました。目標の西が丘を目指しての初戦です。当日は3年生が校内模試、1、2年生が授業のため、3年生と、会場運営の2年生が公欠をいただいての参加、応援には、卒業生やその保護者、生徒の保護者などが多数駆けつけてくださいました。相手の高島高校は例年夏の菅平合宿で練習試合を行い、鍛え合うチーム同士。今年も練習試合を行っておりそんな相手と戦うのも何かの縁でしょうか。

試合は三回戦進出を目指し、意地と意地がぶつかり合う激しいゲームとなりました。主導権を握るために中盤での攻防でプレッシャーを掛け合う展開でしたが両者ともなかなか決定的な形が作れずに前半が終了しました。後半も激しい戦いは続き、バックスタンドに陣取る応援にも熱が入って来た中、高島がチャンスをつかみましたが国分寺が体を張ってクリア。そのころから消耗した選手が足を吊りはじめ、選手交代のベンチワークも試合を左右する重要な要素となってきました。結局両チームともゴールを割れず、スコアレスのまま延長戦へ。延長戦では国分寺が何度かゴールに迫るも高島の守備を破れずに100分間の戦いが終わりPK戦にもつれこみました。ここでは、全員が決めた高島が5-4で国分寺を上回り、三回戦進出を決めました。

ブンジサッカーのチャレンジは残念ながら初戦で幕を閉じ、終了後は競技場の外で応援の方々を交え、悔しさ、悲しさを必死にこらえてミーティングを行いました。53期の3年生はこれで引退となりましたが、高校生活はまだ続き、次なる受験というチャレンジを迎えます。翌日曜日には朝から学校に集合し、模試に臨みました。これから1月の共通テスト、その後の私立入試、国公立二次試験に向け、目標を達成にすべく心機一転頑張ってくれることでしょう。

54期の2年生は、ミーティング後も会場に残り大会運営にあたり、試合終了後は国士舘高校と練習試合を行い、月曜日にはミーティングを行い新三役が決まり、彼らを中心に目標や約束事などこれから1年間の方針を立てています。55期の1年生は悔しさの中土曜日はOBの学生コーチのもとトレーニングを行い、日曜日には明法高校とユースリーグを行いました。先輩方の敗戦、引退はとても悔しく悲しいですが、いつまでも下を向き、立ち止まっているわけにはいきません。

まずは目前の第3定期考査に向けしっかりと学習に励み、考査明けに全体ミーティングを行い、果たせなかった先輩たちの夢を叶えるために意思統一をして21日からは早速試合をスタートさせます。

53期3年生を中心とするチームへの多大なる応援ありがとうございました。54期2年生を中心とする新チームへも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。私たちブンジサッカーは再び前へ進み始めます。