校章

東京都立国分寺高等学校

ブンジサッカーの木もれ陽祭と北澤氏来訪

2023/09/16

 

[ ブンジサッカーの木もれ陽祭と北澤氏来訪 ]

 

新学期に入り、8/30からは木もれ陽祭の準備期間に入りました。木もれ陽祭は、9/7の合唱祭を皮切りに、9、10日の文化祭、10日の中夜祭、12日の体育祭までをやり切る国分寺高校最大のイベントです。準備期間は校内で1時間の練習が許され、前日の6日から12日までは活動ができません。その時期にブンジサッカーはクラスや学年や学校のために活躍します。合唱祭ではサッカーで鍛えた声でクラスに貢献し、文化祭ではサッカーで鍛えた表現力で主役になったり、呼び込みをしたり、体育祭ではサッカーで鍛えた足腰で走り、それだけではなく、文化祭では24クラスの看板立て、撤収をし、体育祭では他の部活と協力してグラウンド設営をし、用具係、会場撤収まで行います。クラスでの貢献、係活動もチーム、個人を成長させる大切な体験です。こうして木もれ陽祭を終えて、いよいよT4リーグ最終戦と選手権二次予選へ向かいます。

木もれ陽祭が終わり、代休となった13日から練習を再開しました。この日には、東京都教育委員会による「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」の講師として北澤豪氏に来ていただきました。これはさまざまな体験活動を通じて、生徒たちが豊かな心を育むとともに、自らの感覚や行為を通して実感することで理解を深め、新たな気付きを得られるようにする事業です。

北澤氏は現役時代には中盤のダイナモとして、スタミナあふれるプレーで数々の名シーンをJ リーグ、日本代表で魅せてくださり、現在はテレビ番組などで解説や、国連難民サポーターなどとして海外での社会貢献活動も積極的に行われています。また、日本サッカー協会参与、日本障がい者サッカー連盟会長としてフットボール界全体の盛り上げに尽力されています。

緊張した面持ちの選手でしたが、気さくなお声かけに表情も和らぎ、紅白戦でのご指導では、全体だけでなく、選手個々にもアドバイスをいただき、ゲームの合間には内容の振り返り、選手にはなかった北澤氏の視点からの修正があり、選手のディスカッションにも輪の中に入って参加していただきました。

Aチーム、Bチームとも紅白戦を2回行いましたが、アドバイスを受けた後では、コミュニケーションを積極的に取れるようになり、攻守ともに動きが整理され連動がよりスムーズにできるようになりました。あっという間の2時間でしたが、目指すT3リーグ昇格と西が丘に向け、濃密で貴重な時間となり、北澤氏のおかげで目標に向け大きく前進できました。

最後にはプレゼントしたサッカー部合宿Tシャツを着ていただいて記念写真を全員で撮り、激励の言葉をいただき、「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」が終了しました。

いよいよ3年生にとってのラストスパート。北澤氏をはじめ、多くの方々のご助力を得て、ブンジサッカーは目標に向かって走ります。

 

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