3年生引退試合

 

　5月28日に都立小川高校で行われたインターハイ予選に出場してきました。3年生はここで負ければ引退です。1回戦では都立王子総合高校と対戦しました。関東大会予選の戦績を調べてみると国分寺と同じく4回戦で敗退していますが、強豪の日体大荏原とフルセットを戦っています。かなりの強豪であることが予想されました。第1セット序盤、点数を取り合い6対７までついていきますが次第に相手のサーブで崩され始め、得意の速攻を封じられ13対25で落としてしまいました。第2セット、サーブカットが短くなることを避けるためにセッターを長身の選手に交替し、サーブカットをネットにめがけてレシーブするように指示を出しました。また、センターが必ず速攻に入ることを確認し布陣を変えて臨みました。お互いに懸命のレシーブの応酬で、どちらかがミスをするまでラリーが続くような試合展開となりましたが、精度に勝る相手に押し切られ17対25で落とし、敗れてしまいました。

　最後の最後に保護者の観戦が認められ、1セットでも多く試合をしたかったのが本音ですが生徒たちはとても健闘しました。これで53期生9名は引退となります。今までご苦労様でした。

　試合後のミーティングでは3年生一人ひとりが一言ずつ挨拶をしました。「楽しいことばかりではなかった。」「仲間がいたから最後までできた。」「入学してから今までが一瞬のことに思えた。」など、涙ながらに皆、後輩たちに語ってくれました。

　52期の保護者の皆様、2年と少しの間でしたがご支援ありがとうございました。今後は54期、55期の16名で脈々と引き継がれている國分寺高校女子バレーボール部の伝統を継承していきます。