公立選手権~夏季休業中の活動~公立新人選手権
2022/10/07
公立選手権
1年生5名・2年生2名のメンバーで第一商業、飛鳥高校と合同チームを組ませていただき参加した公立選手権。他校の3年生にとっては高校ソフトボール部活動の引退をかけた大会でした。6月中旬より合同練習を積み重ねて、大会を迎えました。
7月23日の一次予選では武蔵丘と対戦。厳しい暑さの中12対2と勝ち切りました。
決勝トーナメントは7月30日、気温37の暑さとの戦い、1回戦は江北高校に14対5で勝利。厳しい暑さがピッチャーのスタミナを奪います。ベスト4をかけた2回戦の相手は日野高校。国分寺、第一商業ともに1年前のリベンジをかけた試合でしたが5対7と惜敗しました。
第一商業の3年生3名は引退となりました。この夏までソフトボールに真剣に向き合う3人の姿は国分寺生にも刺激になりました。
同時に秋の新人戦に向け、3校合同11名での活動がスタートしました。
夏季休業中の活動
合同チームの活動は8月1日・2日の城北大会から始まりました。新しいポジションを実戦を通して浸透させる機会になりました。この大会では日体荏原、淑徳といった強豪チームを相手にいいゲームができ、自信と手応えをつかむことができた試合となりました。
この夏は東京から出ることができなかった昨年までとは異なり、埼玉、神奈川の力のあるチームと数多くの練習試合を組ませていただきました。公立新人戦、東京都新人戦に向けて希望を持って活動しています。この3校合同チームは、チームメイトを信頼し尊敬し、そして何よりソフトボールができることに感謝しながら活動しています。
我々の試合をぜひとも中学生の皆さんには見てほしいです。ソフトボールの素晴らしさが実感していただけるし、きっと一緒にこのチームでプレーしたいと思っていただけると思います。
2学期も国分寺高校ソフトボール部では中学生の体験やチーム単位の合同練習を喜んで受けさせていただきます。ぜひ、一緒にソフトボールを楽しみましょう。
公立新人選手権準優勝=関東公立大会出場=
8月27日(土)第一商業にて公立新人選手権大会の予選が行われました。
1試合目は町田総合、八王子東、小金井北合同に10対0で勝利。
2試合目の対戦相手は小平西高校。いい流れで2点を先制するものの、途中、守備の乱れから逆に追う展開に。最終回、追い上げるものの、あと一歩及ばず7対8で敗れました。
9月23日(金)、打倒小西という目標を掲げ、迎えた決勝トーナメント。
初戦は永山高校に26対0で勝利。
2回戦の相手は今大会最大の山場、保谷高校。関東公立大会に出場するためにはこの試合で勝たなければなりません。保谷高校のピッチャーは夏の公立選手権で準優勝している2年生ピッチャー。この夏はこのピッチャーの勝負球を打つことを我々合同チームはひたすら準備してきました。試合は投手戦に。わかっていてもキレのいいボールを投げ込まれ、なかなか得点できません。4回に少ないチャンスで待望の先取点が入ります。そして6回にOさんの3盗から貴重な2点目をもぎとります。先発のKさんは緩急を有効に使い7回を0封。ここぞの場面での快投でした。
見て楽しく、やって心臓を掴まれるような試合というのはまさにこの試合をさすのではないかと思います。無我夢中だったこの試合、ゲームセットの瞬間の感動はチーム誰もが忘れることがありません。
9月25日(日)は準決勝、決勝が行われました。準決勝の相手は夏の選手権で優勝している江戸川高校。
序盤一進一退の攻防も、つながりのある攻撃で中盤突き放し14対3、6回コールドゲームで勝利をつかみました。6回の攻撃はセンター前ヒット7本、ライト前ヒット1本という圧巻の7得点でした。どれもつなぐ意識のチームバッティング。チームの一体感あふれる試合ぶり。とても合同チームのソフトボールとは思えません。
連戦となった決勝の相手は小平西高校。相手ピッチャーの高速ライズを最後までとらえることができず、流れをつかめないまま敗れました。
充実の準優勝でした。東京都公立大会で合同チームがファイナル決勝に進んだのは53年の歴史のなかで初めてのことだったらしく、あまりピンとは来ていないのですがすごいことをさせていただいたのかもしれません。
新入生入学前から新入部員募集に力を入れ、新入部員5名が入部してくれたものの、新チームは1・2年生計7名でした。そこから、縁あって第一商業、飛鳥高校とのご縁をいただき、そこからひとつのチームになっていくプロセスはとても素晴らしい時間で貴重な経験でした。このチームでさらに関東公立大会という目標をもって活動できることが何よりもうれしいです。いつもソフトボールができることへの感謝一杯に活動しています。ぜひ、体験・見学に参加してください。お待ちしております。