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2025/10/09 お知らせ
都立高校生等の海外派遣研修 グローバルスペシャリストコース(アラブ首長国連邦)
9月27日(土)から10月3日(金)の7日間、本校2学年生徒4名が「都立高校生等の海外派遣研修」に参加し、アラブ首長国連邦に行って参りました。
1日目は成田空港に集合し、約10時間のフライトを経てアブダビのザイード国際空港へ到着。現地時間の深夜2時頃ホテルにチェックインしました。
2日目はルーブル美術館を見学し、貴重な芸術作品を鑑賞することができました。
その後、アブダビで人気のアクティビティ「デザートサファリ(砂漠ツアー)」を体験。
車でアブダビ砂漠を走り抜けるというエキサイティングな体験をすることができました。
途中、車酔いをしてしまう生徒もいましたが、それ以上に砂漠のスケールの大きさに感動していました。
3日目は在アラブ首長国連邦日本国大使館を表敬訪問。
岡庭大使に講話をしていただき、UAEの歴史や文化、日本との関係についてお聞きすることができました。
午後はENS(EMIRATES NATIONAL SCHOOLS)を訪問し、現地の高校生と交流を行いました。
非常に手厚い歓迎を受け、初めは生徒たちが戸惑うほどでした。学校の設備や実習内容を紹介してくださった学生さんの堂々とした姿にとても感心しました。
文化交流では日本の折り紙、けん玉、習字を紹介し、一緒に体験を行いました。皆一生懸命に英語を駆使してコミュニケーションをとっていました。
4日目はニューヨーク大学アブダビ校を訪問。
キャンパスツアーを行っていただき、生徒たちはとても充実した設備を見て将来の夢を膨らませているようでした。
運よく日本からの留学生にもお会いすることができ、高校時代のお話などを伺うことができました。
その後、ドバイへ移動しこの日は終了。
5日目はブルジュハリファを訪問。828mの高さを持つ、世界一の超高層ビルの125階展望台からドバイの街並みを一望することができました。
遠くには砂漠が見え、近くには高層ビルが立ち並ぶなか、まだ建設中の土地もあり、今後も発展していくであろうドバイの力強さのようなものを感じました。
午後は日系企業訪問として伊藤忠大型廃棄物処理発電施設を見学。発電の仕組みや、日本とドバイのゴミ事情の違いなどについて教えていただきました。
6日目は再びアブダビへ移動。ATS(Applied Technology School)を訪問し、2度目となる高校生との交流を行いました。
生徒たちは事前に前回のENSでの交流で得た経験を共有し合い、ここでの文化交流をより良いものにしようと積極的に取り組んでいました。
午後はグランドモスクを見学。建物や装飾の美しさ、厳かな雰囲気に圧倒されました。
全体での振り返りでは、生徒全員が研修を通して感じたことを発表。研修を振り返るなかで感極まり涙ぐむ場面もありました。
その後、ザイード空港に移動し無事に帰路につきました。
4名中3名は初めての海外。さらに英語での交流に挑戦するということで、当初は緊張や不安を口にしていましたが、
研修をするなかで他校の生徒とも交流を深め、「コミュニケーションの楽しさを実感した」と語ってくれました。
今回の海外研修で、英語の実体験を積めたことはもちろんのこと、
現地の方々や一緒に研修に参加した生徒との交流を通して『人との関わり』について考え、行動したことが大きな成長につながったと感じています。
最後になりますが、今回貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様、送り出してくださった保護者の皆様、大変にありがとうございました。