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2025/09/04 防災関係
2025.9.4(木) 探究防災Ⅱ 避難ボート試乗・着衣泳体験
4日(木)、探究防災Ⅱで避難ボートの試乗と着衣泳体験が行われました。
志村警察署と警視庁特殊救助隊の方々に来校いただきご指導いただきました。
最初に救命胴衣の話しがあり、いくつか種類があるが基本的な仕様は変わらないことと、
水辺に遊びに行くときには必ず持参して着用することが事故防止の上で重要とのことでした。
救命胴衣着用後、4人乗りの避難ボートに乗り込み、プールを往復しました。
4人で息を合わせてオールを漕がないと、クルクルその場で回ってしまうことも体験して、
実際避難しなければならない状況下では冷静に息を合わせる大切さを学びました。
次に、着衣泳を行いました。衣服を身に着けた状態で泳ぐことは大変なので、いかにして水に浮くかを考えて、実践しました。
ペットボトルやプラスチックの容器を使えば容易に浮くことができ、救命胴衣の代わりになるものを使用する知恵も身につきました。
水害は、救助に行った人が巻き込まれる事案が多いので、
状況判断とどのように救助するかその方法も重要であることも知ることができました。
後半は、地震とテロに関する映像を見て、自然災害と人為的な災害の怖さを実感しました。
地震はいつ何時起きるかわからず、場所も問わないので、
とっさの時どんな行動がとれるかが生死を分けるポイントであることを再認識しました。
災害時は「防災の三助」が重要で、特に「自助」と「共助」が一人でも多く救う上で欠かせないとのことでした。
「公助」を待っていたら救える命も救えなくなるので、非常時に周りと協力できることがいかに重要か、
過去の災害事例からも学ぶことができました。
また、昨今増えてきているテロ対策に関しても学びました。日常における「違和感」を大切に、
些細なことでも気になれば積極的に通報することが未然防止につながると教えていただきました。
ご指導いただき、ありがとうございました。
以下当日の様子