在校生の皆さんへ

　都立北豊島工業高等学校長　中里　真一

　一昨日、緊急事態宣言が出されました。東京都としても緊急事態措置が出されました。我々教職員としても今までに経験のない事態になっています。改めてこのことを重くとらえてください。
　始業式でも話しました。まずは自分自身の身を守ることを考えてください。ウイルスは相手を選びません。自分自身で防御の対処をしっかりと行ってください。二つ目に周りに対して気を配ってください。咳エチケットやマスク着用、相手との距離もそうかもしれません。３つ目は社会に対して気を配ってください。自分だけは大丈夫、少しくらいなら、友達と会って話すぐらいなら、そんな軽い気持ちが社会全体にウイルスをまき散らすことになるかもしれません。今は自制の時です。１か月は長い期間かもしれません。それでもこの１か月の皆さんの行動が今後数か月もしくは１年以上の学校生活に影響を及ぼすかもしれません。家で過ごしてください。
　家で過ごす時間が長い今だからこそ今までやれなかったことを見つけてみてください。違う楽しみ方を見つけてみてください。新しい発見があるかもしれません。是非新しい楽しみ方や新しい発見があったら学校が再開されたときに教えてください。
　緊急事態宣言が解除され皆さんと会える日が一日も早く来ることを願っています。