卒業生紹介

平成30年度機械科卒業
日産自動車入社
「工業高校の経験を活かして」
葛西工科高校では、機械、電子、建築それぞれの専門技術を学び、その専門力を活かした企業へのインターンシップができるなど、働く体験から自分に合った仕事を見つけ出すことができます。また、部活動も活発です。
進路先は自動車メーカーから内定をいただくことができました。今後は、工業高校で学んだ力を発揮し、さらに伸ばしていきたいと思います。
中学生へのメッセージ
高校を選ぶとは言っても、なかなか決められないと思います。ぜひ、学校見学や体験入学などに参加して、自分に合った校風やその学校の最も「力」を入れているところに目を向けてみてください。特に工業高校の魅力は、見学をすることで分かることがたくさんあります。

令和2年度建築学科卒業
佐藤興業株式会社入社
「特別なことが学びたくて」
塗装業で、オフィスの改修やテーマパークの現場で働いています。
特別なことが学びたくて葛西工科高校を選びました。建築科では、建築特有の実習中心の授業で楽しく学べました。在学中は資格取得の機会が多くあり、移動式クレーン、玉掛け、建設業経理事務士4級、計算技術検定3級を取得しました。高校2年生の時に『富士教育訓練センター』で行われた『職業体験学習』が思い出に残っています。現場で働く職人さんに直接技術を教わりました。とても難しかったですが、やりがいがあり、楽しかったです。
部活動は、ねぶた部に所属していました。部員全員が一致団結し文化祭での演奏を成功させた体験は今でも忘れません。地域の方々との関わりを通じてたくさんの事を学びました。
中学生へのメッセージ
勉強が苦手、身体を動かすのが好きな生徒は、楽しく勉強できると思います。高校卒業して働きたいと考えている場合、専門知識を知らないで就職するより、知識があった方のが、知見が広がります。学校選択の一つに工業高校も加えてみてください。

令和5年度建築科卒業
多⽥建設株式会社⼊社
「⾃らの⼿で建物を作りたくて」
私は現在江⼾川区の現場で働いています。
私が現場監督という職種に就いた理由の始まりは、様々職⼈さんの仕事を⾒てみたいという願望でした。
その為、⾼校⼊学当時は様々な現場に⽴ち⼊れる為、鳶⼯などの職⼈になりたいと考えていました。しかし途中から⾃分の仕事が終わったら、その現場には⼆度と⾏くことは無い為、⾏く末を⾒ることができないと思うようになりました。
それならば現場監督に就き⾃分の⼿で⼀から建物を作っていこう、と考えたのが始まりでした。
今ではこの決断をして本当に良かったと思っています。
現在働いている現場は基礎⼯事の終わり際に配属されました。 そしてつい先⽇⾜場解体を終えました。⾃⾝で指⽰を⾏いながらコンクリート打設を⾏い、⾜場解体の際は合番をしていたこともあり、⾜場が無くなり始めて建物の外観を⾒たときは、今までに味わったことのない達成感を得ることができました。