【 建築部 】〔見学レポート〕国立競技場 見学ツアーに参加しました
2026/02/24
【 建築部 】〔見学レポート〕国立競技場 見学ツアーに参加しました
2月22日(日)建築部のメンバーで国立競技場(MUFGスタジアム)見学ツアーに参加してきました。
国立競技場は、東京五輪・パラリンピックの開催に合わせて隈研吾氏が設計した明治神宮外苑などの周囲との調和をコンセプトに2019年に完成しています。見学ツアーでは、国立競技場の特長などを丁寧に教えてくださりました。
まずは、4階の展望エリアから見学が始まりました。特徴的な建物外周を囲む木材ルーバーは、日本の伝統技術である「軒庇」を用い、47都道府県の国産木材を積極的に使用され、それぞれの方向に向けて配置していることを知りました。
スタジアムの内部に入ると迫力に圧倒されながらも、鉄骨と木材のハイブリッド構造や、3層で構成する6万人以上が観戦できる観客席が20°、29°、34°になっていることを知り、実際に観客席に座り、体感することができました。
次に、VVIPエリアである3階の貴賓室を訪れました。天皇陛下や内閣総理大臣などの要人が利用する貴賓室は、洗練されたインテリアで日本の和を基調とした贅沢な空間で、隈研吾氏がデザインしたとされるソファーの座り心地も味わうことができました。広々としたテラスからは競技場全体を眺めることができる最高な景色でした。
そして、2階のVIPエリアを見学しました。VIP観客席は座り心地の良いシートで特別感を感じました。VIPラウンジでは、和紙や障子などの内装が目を引き、大人数でも快適に過ごせる空間で、さまざまな用途でも利用されていることも教えてくれました。
最後に、地下2階にある選手入退場口、ロッカールーム、競技トラックを見学しました。
国立競技場の座席は、森の木漏れ日をイメージした5色(白・黄緑・グレー・深緑・濃茶)をモザイク状のアースカラーとし、競技トラックに近い部分が大地に近い色で上階に向かって空をイメージしていると知りました。
実際に競技トラックに立ち、天然芝を管理するために太陽の光をコントロールしていることや、観客席を覆う60mの片持ちの大屋根構造にもこだわりがあることを知りました。
今回の見学会は、普段見ることができないエリアも含め、盛り沢山の内容でした。
建造物の構造だけでなく、日本の気候を踏まえた換気や採光などの環境面にも配慮され、選手や観客の安全な動線など、建築を学ぶ上でさまざまなヒントを得る機会となりました。
今後もさまざまな建築を実際に見て学ぶ経験を増やしていきたいと思います。
(見学レポートは、部員の感想をまとめて記載しています)




