【 建築部・報告 】コンクリート甲子園の挑戦について
2025/09/25
【 建築部・報告 】コンクリート甲子園の挑戦について
この夏、「コンクリート甲子園」の出場に向けて取り組んだ活動を報告します。
出場を決めてから、コンクリート調合、材料の計測方法、運搬方法、機械練り、スランプ試験、空気量試験などの仕方について、実際に工場見学をしたりして学んできました。
まず、7月25日(金)猛暑の中、試作のコンクリート練りと供試体製作を行いました。
本校では、ミキサーの電源プラグに対応したコンセントが自動車実習棟の屋外にあるため、炎天下の中、ミキサーやコンクリート材料を運搬しないといけません。コンクリート強度に影響が少ないように温度管理に意識しながらの作業です。
今回は、所定の強度に近づけるために水セメント比を変えた2種類の供試体を作製しました。実際にコンクリート練りを行いましたが、スランプ値や空気量が想定した値から離れた結果になるなど、まだまだ改善の余地がたくさんあることがわかり、改めて、コンクリートの奥深さを改めて実感しました。
そして8月29日(金)、コンクリート甲子園の予選会に提出する供試体製作の日を迎えました。試行錯誤を繰り返しながら、コンクリートの調合を決めました。
朝8時には集合して、材料や機材の準備を始めました。まだまだ酷暑の中でしたが、みんなが自分の役割に徹しながら協力して準備から作業や片付けまで段取りよく進めることができました。
今年のコンクリート甲子園は全国から65校が出場するそうなので予選突破するのは高いハードルになりますが、今回の学んだことを今後の学習や活動に活かしていきたいと思います。
以上、活動報告でした。