特色
探究する力をつけるため、課題研究をはじめ、いろいろな活動を 関連づけながら特色ある教育活動を展開しています。

01
科学技術研究
科学技術探究は、課題発⾒⼒・課題解決⼒の基礎と技術者倫理を⾝に付け、2・3年次の「課題研究」へ主体的に参加できるようにするための内容を学びます。 前半は現実の社会問題を反映した「ウルトラセブン」等を題材としたワークショップを⾏い、後半は各分野の先端技術や研究に触れたうえで、「課題研究」の授業で研究したいテーマを決めてポスタープレゼンを⾏います。
02
課題研究
課題研究は科学技術科の専門科目であり、全生徒が履修します。2年生の時に研究テーマやグループを決め、3年生まで継続して研究してきました。 その集大成として課題研究発表会を行います。
03
科学技術施設での実体験
最先端の科学技術及びその研究に触れ、科学技術に対する興味・関心を広げ、将来の進路に向けての動機付けの機会となるよう筑波の複数の研究施設を見学しました。 専門的な内容や設備について研究員の方々に分かりやすく説明をしていただきました。
04
フィールドワーク
尾瀬、三浦海岸、西表島、ボルネオ島等様々な場所を訪問し、自然体験や海外研修などを行っております。
05
スーパープロジェクト
研究を⽀えるためのスーパープロジェクトの一つとして「Flying Object Project」がございます。 様々な⾶⾏機を研究開発する活動団体で、研究テーマは⽣徒の希望・要望・アイディアで⾃由に決めます。 2019年度は「⽕星探査⾶⾏機」「⽻ばたきドローン」「モデルロケット」をテーマに、AutoCAD, Inventor, Solidworks, SurfCAMなどのCAD, CAM, CAEを駆使して設計を⾏い、レーザー加⼯機と3Dプリンタなどを使いながら 機体を開発しています。各班は計画性をもって、全員で分担しアイディアを出し合いながら各々の⽬標実現を⽬指して活動しています。
科学技術高校ならではの教育
本校は理系大学進学を前提とした科学技術科の専門高校です。普通科高校にはないさまざまな取り組みを行っています。

1 研究活動
科学技術科の授業では、全員が研究テーマを決めて課題研究に取り組みます。 また、科学研究部をはじめとした部活動でも、それぞれのテーマで研究が行われます。部活動は運動部に所属して、プロジェクト活動で研究に取り組む生徒もいます。

2 発表会
研究成果の発表は、研究活動に欠かせません。大学の研究と同じようにポスター発表をしたり、時には口頭発表に挑戦したりもします。 正式な学会で、大学生に交じって発表させてもらうこともあります。外国人を相手に英語で発表することもあります。

3 SS科学技術探究
SS科学技術探究は本校の学校設定科目
の一つです。未知の問いを追究していくために、課題
発見力・課題解決力の育成を目的として、以下のようなワークショップを行います。
●ウルトラセブンから生命倫理を考える
●他人に目標を決めてもらう
●論文の査読者になってみる
●最悪な家族旅行を考える
●ダイソンワークショップ(ゲスト招聘)

4 フィールドワーク(活動例)
本校では、実際にその場所を訪ねて実物を観
察する体験活動を重視しています。各活動では
研究者を講師として招き、専門的な知識を得る
機会を設けています。
●野鳥観察フィールドワーク
野外調査を研究につなげる方法を学ぶ
●城ヶ島フィールドワーク
地質巡検を通して日本の成り立ちを学ぶ
●三浦海岸フィールドワーク
磯場の生物観察と野外調査の基礎を学ぶ
●尾瀬フィールドワーク(2 泊 3 日)
湿原の生態系と環境保護の取り組みを知る
●西表島フィールドワーク(4 泊 5 日)
カヌーやシュノーケルで豊かな自然に触れる
●マレーシア・ボルネオ海外研修(4泊6日)
テングザルやラフレシアの観察、森林伐採地の視察、マングローブの植林
部活動

部活動(運動系)
サッカー部 / ラグビー部 / 硬式テニス部 / 陸上競技部 / 剣道部 / 柔道部 / バスケットボール部 / バレーボール部 / バドミントン部 / 卓球部 / 水泳部 / アウトドアライフ部 / 硬式野球部 / ダンス部

部活動・同好会(文化系)
科学研究部(物理・数学班) / 科学研究部(生物化学班) / 科学研究部(生活科学班) / 演劇部 / MCG部 / 機械工作部 / ロボット部 / 囲碁将棋部 / 写真部 / 吹奏楽部 / 調理科学部 / 茶華道部 / 鉄道研究部 / 園芸部 / LEGO競技同好会 / 魚類研究同好会 / 美術愛好会 / フライングオブジェクトプロジェクト / 奇術愛好会