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2024/02/16 お知らせ
【更新】いきもの記 更新しました!
キタキタキタァァァ!!! もちろんいります欲しいです!!!!!
\またハチの巣を取ったんですけど、いりますか? /
vol98|カワセミ今回は生徒によるいきもの記を3通(しかもすべて鳥がテーマ)お届けします!
そのうちの1通はカワセミ。
清流の宝石と呼ばれる美しいこの鳥、きれいな水がある自然豊かなところにしかいないことで有名ですが、なんと学校近くにある猿江恩賜公園に頻繁に現れるんだとか。
早速、2年の佐藤君がカメラを携えて現地入り! カワセミが水中にダイブして餌をとらえる様子は圧巻の一言!!
▲掲載画像の一部。カツオドリを思わせる見事なハンティングシーン!
都科技でよく聞く「構造色」という言葉
HP編集担当のFです。
都科技の教員として生徒たちと接している中で、よく耳にする単語の1つがピックアップ記事でも登場する「構造色」という単語。
構造色とは、その物質自体には色がないのに、光の波長程度の微細構造によって発色する現象を指す言葉です。
CDの裏面やシャボン玉、油膜に見られる「ユラァ……」とした特徴的なあの色がまさしく構造色です。
夏頃、ある生徒が捕まえてきたタマムシを囲んで「構造色……」「構造色だ……!」と熱く語る生徒たちがいたり、今回のように鳥の羽を眺めて「見て! 構造色!」という感想が飛び出してくるのも科学技術高校ならではの風景!
ちなみに、構造色の仕組みにはいろいろあって、たとえば前述したタマムシの場合はキチン質の層構造によるもの。金属のようなギラリとした光沢が表れることが特徴です。
佐藤君が報告しているカワセミの場合は羽毛の構造によって生まれる構造色で、クジャクの羽もこれと同様の構造色を持っています。
一方、貝殻をひっくり返したときに見られる真珠のような光沢は炭酸カルシウムの薄膜による構造色で、タマムシとは色合いや雰囲気が全く違う構造色が楽しめます。
ビスマス結晶、半導体、モルフォ蝶……さらには日本製鉄がリリースしたTranTixxiiなど、構造色は身近な場所のみならず産業や工業の分野でも広く活用されています。
みなさんも、ぜひ一度身近な構造色について調べてみてくださいね◎
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