ニュース
2024/11/01 活動紹介
ベトナム日記・最終夜
ベトナムスタディツアーも最終日となりました。今日は、在ベトナム日本大使館の訪問です。
大使館と聞くと、なかなか縁遠い場所という印象があります。ですが、外交を締結している国において自国の派出所といった意味合いがあり、紛争や災害が起きた時の保護や安全確保を担ってくれる大切な存在です。
同時に、自国の文化を現地に広めたり、現地の方々と交流を図ったりと、多文化共生の一助を担ってくれたりもします(今回のスタディツアーにご協力いただいたJICA様のヴィジョンにも合致します)。
今回対応していただいた方は、元々は各国に日本の文化を伝えたり、支援や協力をとりつける業務を担当されていたそうですが、親日国であり、成長の過程が感じられるベトナムへの赴任を希望され、着任されたのだそうです。
そういえば、ベトナムの街を見てみると、日系企業の店舗が出店していることに気づきます。
……とか、
……とか。
先述の通り、親日国であるベトナムは、よくよく見てみると日本製のものが多かったりしますし、皆さんの身の回りのものもよく観察してみると、Made in Vietnamと書かれた製品も結構あったりしませんか。
お互いのよいところをリスペクトしつつ、これからも良い関係が続いていけるよう、尽力をしているのだと語っていられました。
さて、大使館を辞した後は、最後の市内観光に。
アオザイ購入しかけてた。
ベトナムの民族衣装であるアオザイは、現地では正装として着用されることが多く、そのほとんどがオーダーメイドで作られるそうです。近年では、普段使いができるようなモダンスタイルなものも登場してきています(参考)。
また、ハノイの大聖堂にも足を運びました。
正式には聖ヨセフ大聖堂といい、ローマカトリック教会の大聖堂として機能しています。ハノイでは最も古い教会とのことで、ステンドグラスが美しいといわれています。
教会は100年以上の歴史があり、教徒にとっては心の拠所としての役割があります。また、教会周辺は地域の方々の憩いの場となるようなカフェやダイナーが軒を連ねていて、のんびりした時間が流れているそうです。
生徒の皆さん、今回の旅でどんな学びがあったでしょうか?
一行はこれから夜行便に乗って帰国の途に就きますが、今回の経験が良い糧となってくれたら幸いです。
【さいごに】
ベトナムの配電事情にご興味があるようです。
ウチの生徒から、これ系の画像がたくさん届いています。ウチは電気系の学校なので、ある意味嬉しい…… のかなぁ?