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2024/10/30 活動紹介
ベトナム日記・第2夜
昨日、無事にハノイに降り立った荒工の生徒たち一行ですが、今日は現地で展開している企業の訪問と、市内観光をしてきたそうです。
お邪魔したのはNECベトナム様。世界的に有名なNECがベトナム国内で展開している企業です。
ベトナムという国は、まだまだ発展途上にあるため、自社の技術を使って発展に導きたい、という思いがあるとのことでした。また、地元の雇用という面でも大きな貢献を果たしているそうで、新しいことに対する向上心が高いベトナムの若者が、学校を出てから就職するケースも増えているのだそう。
参加した生徒曰く、自社技術を使った情報化技術が普及し、よりよい生活が送れるようになっていると説明を受けたそうです。
企業の説明が終わった後は、ソフトウェア開発メンバーの方々とディスカッション。
緊張しないで交流を図ることはできたでしょうか。
生徒の立場と社会人の立場。これだけでも十分緊張するでしょうが、今回の相手は現地の社員さん。言葉の壁や文化の壁など、攻略しなければいけない壁は沢山なのですが…… 結果は帰国してから聞いてみるとします。
企業訪問の後は、世界遺産の見学。ベトナムの王朝が置かれたタンロン遺跡を見てきました。
興味深いのは、かつての時代の王朝のほぼすべてが、この場所に築かれていた、ということです。ハノイに来たらここは外せない、ベトナムの歴史を学ぶ最高のスポットでした。
明日は現地の中学校を訪問する予定です。すてきな出会いがあるといいですね。
【ベトナムの珍しい風景】
ところで、昨晩はホテルにチェックインしたあと、近隣の散策をしていたそうです。
水曜d…… なんちゃらで見たことのある光景が!!
現地は自動車よりも安価で壊れにくいスクーターやオートバイが主流です。というか大半がカブです。どうみても定員をオーバーしているように見えますが
現地ではよくあることらしいです。
そして、こんな集合写真が。
線路の上にいませんか?
そうです、ここも有名な観光スポットで、トレインストリート、あるいは電車通りカフェと呼ばれている場所です。
この線路ですが、両脇にオープンテラスがあるので、廃線跡に築かれているように見えます。
現役の線路です。
統一鉄道の南北線と呼ばれる路線で、ハノイとホーチミンを結んでいます。軌道幅1000ミリ、いわゆる「メーターゲージ」という特殊な軌間を採用しているそうです。地理的に見て南北に接続されていることはわかりますが、それ以外にも「南北」には重要な意味と歴史が含まれています。今回のスタディツアーで、その一面も勉強できるといいですね。
あと、ベトナムといえば、フォーという麺類が有名ですね。
このフォーという料理、実は起源が諸説沢山ありすぎて、発祥がよくわかっていない料理なのだそう。そして、ベトナムの代表的な食べ物の印象がありますが、本場は北部、すなわちハノイのほうなのだそうです。
最後に、第一種電気工事の取得に向けて頑張っている、定時制の生徒から送られてきた画像がこちら。
これ絶対よじ登って事故起きるヤーツ。
国によって電気の保安に関する法律や技術基準は異なりますが、まず日本では見かけることがない設置方法ですね。自国と他国の電気保安の考え方について、いろいろ考えを深められたのではないでしょうか。