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2024/06/05 活動紹介

こんな実習もやってます。

先日おこなわれた4年生の実習は普段と違うことをやりました。

普段の実習では、一から"もの"を作る、組み立てる、データをとるといったことが多いのですが、今回は違います。電気配線の故障個所を見つけて復旧させるというものです。今回、用意した木パネルにはコンセントやブレーカー、スイッチ、ランプレセプタクルが配置されていますが、結線されていないので電源を入れてもランプは点きません!意図的に離線させて故障(断線状態)を再現しています。そのため生徒はどの線をどこに繋がなければならないのかテスターを使って調べて復旧させるのが今回のミッションです。

今回使用した工具はこちらです↓ ↓ ↓ 

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たったこれだけで故障個所を調べるんです。すごくないですか???

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二人で協力して結線しなければならない箇所を探しています。

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養生テープと油性ペンで印をつけてわかりやすくしています。

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わからないところは先生からアドバイスもらっています。

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複線図と呼ばれるものを描いて結線する箇所をわかりやすくしています。

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結線が済んだらいざ電源を入れて点灯確認します。と言いたいところですが・・・。安全であることを確認しないでやるとショートしたりして危険なのです。なので導通試験をしっかりと行います。

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見事に点きました。さすが4年生!今までの荒工定時制で学んだことが活かされましたね。今回の実習では、『テスターの使い方』、『複線図の描き方』、『導通試験の方法』を学び、いつもとは違う実習内容に戸惑いながらも最後はランプが点灯して嬉しそうでした。

さて、その4年生は6/5~7の期間で関西方面に修学旅行に行きます。その様子も、ホームページ上でご紹介しますのでお楽しみに。お気をつけて行ってらっしゃい。