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2024/03/13 活動紹介
教科「人間と社会」成果発表会を実施しました。
本校では3年生で、「人間と社会」という授業を行います。
人間としての在り方、生き方に関する授業、……というと難しく聞こえますが、要するに人それぞれの思考をお互いに理解、尊重しながら、一緒に課題を解決していきましょう、という内容で学習をします。特に、
よりよい生き方の選択
について、体験活動を交えて学んでいきましょう、というテーマがあります。その一環として、1年間の学習成果を発表する機会を、本日設定しました。
今年度は、「段ボールベッドの製作」「金融教育」「認知症への理解」という3本立てでした。これらの根底にあるのは、水害の可能性や高齢者の増加といった、荒川区という地域特有の課題があることは、いうまでもありません。
昨年度の発表内容を引き継ぎ、独自の視点で課題解決を図ることができたようです。
特に、工科高校、工業を学習する学校の生徒ということで、「限られた資材で何を工夫できるか」という視点のもと、段ボールベッドの製作を行ったのは斬新でした。
こういった発想や実践力を、1年生2年生はさらに磨いていって欲しいです。また、3年生は次年度、課題研究という授業に挑みます。学び得た知識や技術を大いに活かして欲しいですね。