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2024/01/31 活動紹介

昨日の荒工

今日から2月が始まります。皆様いかがお過ごしでしょうか。

ちょうどこの時期になると、様々な行事が行われます。昨日は、3年生の特別授業と、4年生の課題研究発表会がありました。

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授業「人間と社会」の一環で、認知症に対する理解を深めるための出前授業を、荒川区南千住西部地域包括支援センター様のご協力により開催。認知症サポーターを養成するための教材と、ロールプレイを駆使して、どのような支援が必要かを学習しました。

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望ましい対応とは何だろうか。思わぬ「一言」や「行動」が、実は逆効果になることもある。グループワークで生徒一人一人が議論を交わしました。

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議論の結果は、ロールプレイ形式で発表しました。それぞれのグループで異なる意見や行動があり、新しい発見があったようです。

実は、令和3年度における荒川区の高齢化率は23.1%。およそ30年後には30%に達するだろうと予測されています。こういったこともあり、地域での自助・共助・公助について、本格的に考える必要がありそうです。今回の出前授業がそのきっかけになってくれれば、と思います。

 

 

続いて、4年生の課題研究発表会です。

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工科高校(工業高校の時代も含めて)において、主に最終学年の生徒が履修する科目です。多くの学校で、「この授業の発表会を以て、すべての授業が終わる」というふうになっているところも多いのではないでしょうか。

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サマーボランティアや周年行事、JICAの発表などで発表の腕を鍛えた5名の生徒が、それぞれの研究テーマについてプレゼンテーションを行いました。

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未来スピーカーの発表では、「音の反響」のデモンストレーション。スピーカーの構造と、「コーン」と呼ばれる部分の重要さがよくわかる、工夫を重ねた発表でした。

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動画制作班は、周年行事でも発表をした「定時制の紹介」動画のメイキングと、最終バージョンの公開がありました。

動画自体は10数分程度の長さですが、そこまで仕上げるために要した時間、素材の量、そして仲間との協力とディスカッションの重要さについて、熱心な発表を行いました。

最後、校長先生より、「ここで培った知識や技術、経験を、卒業後にも存分に活用してほしい」との好評をいただき、発表会は無事終了と相成りました。

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今日から4年生は、学年末考査が始まります。高校生活最後の考査なので、悔いの残らぬよう良い結果に向けて頑張りましょう!