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2023/12/11 活動紹介

定時制の生徒、がんばってます。

先週の12月5日、中学3年生を対象にした体験入学と学校見学会を実施しました。

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4組6名のご参加を戴きました。定時制への入学を希望しているとのことで、実際の授業で行っている内容を体験していただきました。

電気回路といえば、切っても切れないのが「はんだづけ」です。

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専門的な話をすると、この作業は「ろう付け」に分類されます。熱を加えたところに、ろう材と呼ばれる金属を溶かしこみ、馴染んだところで冷やして固めます。いわゆる溶接の一種ですが、これを電気の界隈では、配線をしたり部品を取り付けたりするのに用います。

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今回の体験入学では、生徒会の生徒を中心に、参加者のお手伝いをさせていただきました。

全員、無事に体験を終えることができ、喜んでいただけました。

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また、先日の12月10日は、荒川区の青少年育成地区委員会と連携をした、小学生工作教室の1回目が開催されました。

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今年で3回目となります。大勢の小学生のご参加を戴きました。また、本校定時制より10名の生徒がお手伝いに駆けつけてくれました。

生徒の皆さん、お疲れさまでした。

 

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さて、これら生徒がお手伝いをしている各行事ですが、隠されたテーマとして、「今まで学び身に付けてきた知識や技術を、どう活用するか?」というのがあります。実は、勉強して良い点数を取るのは簡単でも、それを活かすことのほうが難しいのです。

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今回の司会進行は、4年生の生徒が行いました。元々こういったイベントの進行に興味があり、毎回お手伝いをしてきた中で、「自分も挑戦したい」と自ら手を挙げてくれました。曰く、「前日は全然寝られなかった」とのこと。

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彼の端末に書かれていたメッセージからも、緊張感が伝わってきました。「めっちゃ緊張した」とのことでしたが、良い経験になったでしょうか。

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また、今回チラシを作成してくれたのも、本校3年の生徒です。みんな、隠れた能力を何かしら持っているものですが、こういった機会を作ることで、花開くキッカケになれば、と思います。

参加者へのサポートも、やってみると思いのほか大変だったそうで、「うまく伝えられなかった」「こうしたら上手に作れた」など、いろいろ発見があったようです。

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そして午後の部での点灯式。無事に光らせることができました!

荒工定時制では、学びや経験をアウトプットする場を多く用意しています。こういった学びもまた、これからは必要なのではないかと思います。生徒の皆さん、これからも頑張りましょう。