ニュース
2026/01/30 学校生活
数学科の取り組み
■ 生徒一人ひとりに寄り添う数学教育
本校の数学科では、生徒それぞれの理解状況に応じた、きめ細かな指導を重視しています。必履修科目である数学Ⅰでは、小・中学校の内容に不安があっても参加しやすいよう、計算が苦手な場合はICT端末などを補助的に使いながら学習を進めます。必要な基礎知識は授業の流れの中に自然に取り込み、高校生としての学びが保たれるよう配慮しています。さらに、教員はオリジナルの授業プリントを作成し、生徒それぞれに合わせた支援を行っています。
■ 「リアル」を重視した体験的な学び
三角比の学習では、生徒が自作した角度測定器で校舎の高さを測量し、数学の意義や社会とのつながりを実感します。また、生徒同士が教え合う場面を多く設け、分かる人も分からない人も理解が深まるよう工夫しています。こうした活動は、自然なコミュニケーション力の育成にもつながっています。

■ 学び直しを支える学校設定科目「わかる数学」
学校設定科目「わかる数学」では、これまで学習に不安を抱えてきた生徒が、安心して基礎から取り組める環境を整えています。前期は問題集や学習アプリを活用し、数学Ⅰの学習につながる基礎力を身につけます。後期は完全オリジナル教材を使い、「集合と論理」「データの分析」など数学Ⅰでは扱わない内容を学習します。特に論理の学習では、文章読解にもつながる教科横断的な活動を行っています。授業ごとに実施する振り返りでは、「教えた・教えてもらった」経験を可視化し、学びの積み重ねを大切にしています。


■ 数学Aで育む論理的思考力
数学Aでは、選択科目として教科書の内容を体系的に学習します。確率の単元ではサイコロを用いた遊びやボードゲームを取り入れ、楽しみながら確率の考え方を体験的に理解しました。図形の単元では三角形に切った紙の外心・内心・重心を、紙を折って探し出し、その性質を確かめました。こうした授業を通して、生徒の論理的思考力、課題発見力、問題解決力の育成を目指しています。
