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2026/01/27 学校生活
「人間と社会」特別講義
人間と社会の授業において特別講義を実施しました。
今回は、東京銀器の伝統工芸士として活躍されている鈴木泰三さんを講師にお招きし、お話を伺いました。

鈴木さんは、15歳のときに鍛金(たんきん)という伝統的な金属工芸技術と出会い、長年にわたる努力と探究の積み重ねにより、
現在、全国でわずか20数名しかいない東京銀器の伝統工芸士の一人として、第一線でご活躍されています。
講義では、伝統工芸の技術紹介にとどまらず、ご自身を「じっとしていられない性格だった」と振り返られる鈴木さんが、学業とどのように向き合ってきたのか、また大学生活の中で教授からの厳しい指導を受け、それをきっかけに深く自らを見つめ直した経験が、その後の人生や仕事観に大きな影響を与えたことなど、具体的なエピソードを交えて語ってくださいました。


また、大学在学中に制作したオブジェ作品から、現在手がけている銀器まで持参してくださり、生徒たちは興味津々でテーブルのまわりに集まっていました。
工芸を支える担い手の高齢化や、材料である金・銀の価格高騰といった現状にも触れてお話しいただき、生徒たちは社会で起きている課題の一端を実感をもって理解することができました。

自分らしさを活かして生き生きと活躍される鈴木さんの姿は、生徒にとって明るい未来のロールモデルとなり、自分らしく輝く道へ進む良い刺激になりました。
鈴木さん、すばらしいお話をありがとうございました!