学校からのメッセージ

校舎の画像

校長あいさつ

東京都立杉並高等学校長 髙橋聡の画像 東京都立杉並高等学校長 髙橋 聡

 本校は、昭和28(1953)に創立され今年度70周年を迎えます。建学の精神に「自主・素直・気魄」を掲げ、素直な心と強い意志をもって自分で正しく判断し、物事に取り組むとともに、明るく活動的な、素晴らしい校風を作り上げてきました。
 本校は今年度、東京都教育委員会から「英語教育研究推進校」「国際交流リーディング校」「文化部推進校 吹奏楽部門」など様々な指定を受け、特色ある学校づくりを進めていることころです。特に、使える英語の四技能を身に付けるとともに、今後さらに進展する国際社会に通用するグローバル人材育成に努めるため、目指す学校像の第一に「豊かな国際感覚を備えたグローバル人材を育成する学校」を掲げています。
 本校の様々な取り組みから、高い志をもって自己の希望進路を実現する生徒を育てることを主眼として、「水滴石穿」(すいてきせきせん)の気持ちで取り組んでまいります。
 「水滴石穿」とは、軒下から落ちる僅かな水滴でも、長い間、同じ所に落ち続けると、ついには固い石にも穴をあけてしまうことから、たとえ力が足りなくとも、根気よく続けることで、大きな成果を挙げることが出来るという喩えに用いられます。非力でも根気よく続ければ必ず成功するということで、継続して努力する大切さを説く故事成語です。
 本校では、自ら学び、知徳体を身に付け、社会や世界の動きを見通し、より高い志をもって、できることからあきらめずにやっていく、そうして人生を切り開いていく人材を育てていきたいと考えています。