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2025/07/14 イベント
令和7年度 1学期 人権教育講演会 事前学習会を実施しました!!!
7月8日(火曜日)に、人権教育講演会の事前学習会をおこないました!!
この事前学習会は、7月14日(月曜日)に、日本大学元教授の船山泰範先生をまねいておこなう、死刑制度についての講演会にそなえるためのものです。
学習にむけての話:地理歴史・公民科 木暮武蔵 先生
「これから、人権教育講演会にむけての事前学習会をおこないます。今回のテーマは死刑制度です。あたりまえですが、私たちはほかの人の命をうばうことはできません。しかし、国には罪をおかした国民を殺すことがみとめられています。そう考えると、死刑制度は不思議なしくみといえます。
来週の月曜日、大学の先生がきて、みなさんのために授業をしてくれます。そのときにしっかり理解できるように、基礎基本となることを勉強しましょう。今日はなんと、私とおなじ法学部出身でおなじ教科をおしえていた副校長の佐藤先生に、お話をしてもらいます。みなさんのために、たくさん準備をしてくれました。しっかり前をみて、お話を聞くようにしましょう。」
佐藤康史副校長、2年半ぶりの授業だそうです!すこしだけ緊張しているそうです。
佐藤先生「この建物はなんでしょう?」 生徒「なんかあれ・・・小菅にあるやつ!うーんと、・・・拘置所だ!」
むかしはフランス革命のときにルイ16世がギロチンにかけられたように、刑罰はみせしめのような側面ももっていました。
日本国憲法には「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。(第18条)」や「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。(第36条)」といったことが書いてあります。
では、日本の死刑制度は「残虐な刑罰」にあたるのでしょうか?
佐藤副校長から、日本の死刑執行が具体的にどのようにおこなわれているのか、説明がありました。
授業の内容をふまえて、○×問題にとりくみました!まさかの全問○が正解という、すこしむずかしい問題でした。
こたえ合わせの時には「えぇ~っ!!!」という声がきこえました。
今日学んだことをふまえて、14日の講演会にのぞみましょう!