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松が谷ニュース


進路ガイダンスを実施しました

 3月19日(月)に卒業生から受験体験談を聴く会、3月20日(火)に進路ガイダンスを第二学年生徒対象で実施しました。進路ガイダンスでは、まず第1部で就職向けと大学進学向けに分かれて概要説明、その語第二部において分科会で具体的な準備についてのお話となりました。キーワード別に要点を記します。

 

国際化: 昔はローカルだった仕事でも今は国際化対応が求められる。たとえば和菓子職人さえ現代の流通システムならば生菓子を外国に持って行けるので、仕事で英語を使うだろう。地方公務員も、ますます増える外国の方が地域社会でうまくやっていけるよう手を尽くさなくてはならない。ということは、「英語好き」という意識ではなく、実際に使える力として「外国語で的確に大切なことを伝えられる」「要望を外国語でもよく聞いてくれる」と思ってもらえる力を身につける必要がある。

 

人工知能(AI): 今ある仕事がなくなるというマイナス面ではなく、残る仕事、新しく生まれる仕事もあるというプラス面に注目してほしい。かつて駅員さんが切符を文字通り切っていたが、今はスマートフォンアプリと連動した自動改札がある。鉄道会社の方の仕事は、なくなったというよりも、システムの制御やメンテナンス、そして駅ビルなど事業の複合化へと進化し、「違う仕事をするようになった」ということ.。

 

遅刻欠席: すでにある数を減らすことはできない。普段の生活を大事にしてほしい。社会にでたら、マナー、言葉づかいに加え時間厳守が最低限守るべきことであるから、生徒でいる間に身につけてほしい。

 

計画性: 就職ならば7月1日が求人票の解禁、また進学ならば6月からオープンキャンパスが始まる。ちょっと名の通っている企業ならばペーパーテストがあり、高校1年から2年くらいの学力は求められる。ふだんから学校の勉強を大事にしてほしい。

免許: その資格がないと働いてはいけない、という意味での免許がある職種は「守られている」といえる.。ネイルアーティストが免許制になるなど、かつては必要でなかった職種において資格化が進んでいる.。小学校教諭、整備士、管理栄養士、薬剤師.、美容師、理学療法士、看護師など本校生徒の多数が希望するような職種はどれも、就職や進学にあたり「ふるい分け」があり、それなりの学力を求められる。 

 

合格する学力、学ぶ学力: 合格するには合格最低点を取るために得意不得意のバランスを考慮し準備する。しかし、進学後には教授が期待する水準の学力がないと大変苦労することになる。「あきらべないで学び続ける」ことができるかで、進路は決めてほしい。また近年は文科省の方針で定員を大幅に上回る入学者数を大学は出せなくなったため、合格者数を絞りがちである。例年どおりの「合格最低点をとる勉強」では、学力不足になることを理解してほしい。

 

低倍率: 難関大の推薦入試で2倍を切っていても、受験者集団が英検準一級以上だったり、特別な能力があったり、そもそも単願で他大学を受けるような人が入っていないというのが理由かもしれない。入試科目は3科目以下は軒並み4倍以上の高倍率になるが、4科目以上ならば国立志望者の併願になり低倍率となる。要するに倍率ではなく、どんな受験者がいるかを意識するのが大切。

 

 


受験体験談  

2年進路ガイダンス



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