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東京都立狛江高等学校

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2024/12/20 特別活動

理数研究校 大学院生出張講義を行いました!

2024年12月19日 

理数研究校 大学院生出張講義を行いました!

12月19日、本校生物講義室にて、東京理科大学 大学院生 出張講義を行いました。

今回の出張講義では、「未来を変えるテクノロジーへ!特殊な細菌の能力で私たちの生活を豊かに」という題で東京理科大学 修士1年の諏訪園 悠 先生に講義をしてもらいました。

諏訪園先生が扱っているアグロバクテリウム法について、どのような技術なのか、どのように活用できるのか、研究するに至った経緯など進路選択のお話をしていただきました。

 

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校長挨拶

細野校長より、今年度、理数研究校に指定されたことで、理数に興味のある生徒は最先端かつ高度な理数教育を受けることができる環境にあり、今回のような特別講義にぜひ積極的に参加するよう勧めました。

画像 -20241219-062354-7d3a060c講義の様子

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今年のノーベル化学賞で話題になったコンピュータによるタンパク質設計手法の開発に際して、AlphaFoldを実際に扱ってみました!

AlphaFoldは、タンパク質の構造予測を実行するGoogleのDeepMindによって開発された人工知能プログラムで、アミノ酸配列からタンパク質の立体構造予測に実際に触れることができました。

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生徒からの質疑応答

生徒の感想には

「アグロバクテリウムの話で、植物にとってはよくないものが、応用されることで人間の役に立ったり、可能性の広さを知れておもしろいと思いました。生物そのものに興味があったけれど、諏訪園先生のお話を聞いて道具としての生物にも興味が湧いてきました。大学の入試とかも、色んな可能性を広げるためにも、大学の情報を集めようと思います。」

「私も大学で理学の生物学をやりたいと思ってるから、研究してることとか、入試に関して分かりやすかったし、とてもためになった。来て良かった!」

「遺伝子組み換えと聞くと、植物の遺伝子を直接いじるというイメージがありましたが、植物に寄生する細菌の遺伝子をいじってから感染させる方法があると聞いて驚きました。また、専門的な内容でしたが、とても分かりやすくてよかったです。」

など、今回の講義を通じて、興味関心を掻き立てられた生徒や進路について深く考えた生徒が多かったようです!