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26 27 理系の講座・講演への参加

理系の講座・講演への参加

 

● 平成27年度

【希望者が参加】

 27年度SSH事業オーストラリア理数系授業参加プログラム

第3回東京工業大学 高校生のための先端科学・技術フォーラム~地球外生命~

地球生命研究所副所長 井田茂氏講演会

6月17日(水)

5年3名6年17名参加 

高校生のための、社会スタディ 第15回日経エデュケーションチャレンジin柏の葉

 8月4日(火)柏の葉カンファレンスセンター

 5年4名参加

筑波大学一日体験化学教室

 実験「カラー写真をミクロな目で化学する」「電子軌道ウォッチング」「ガンの原因」

 8月5日(水)筑波大学

 4年2名参加

東京工業大学ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~「DNAオリガミで遊ぼう!」

 8月7日(金)東京工業大学

 4年3名参加

都立高校生のための都医学研フォーラム

 副所長正井久雄氏講演「ゲノムの増えるしくみとその起源・進化」

 研究室見学「前頭葉機能」、「神経病理解析」「電子顕微鏡」「ヒトゲノム解析」

 8月20日(木)東京都医学総合研究所

 4年2名参加

女性が輝く社会に向けた国際シンポジウムWorld Assembly for WomenWAW!2015

 内閣府・外務省主催の「女性と経済」、「グローバルな課題」の2つの大きなテーマとした分科会における女子高校生の代表としての参加

 8月29日(土)グランドプリンスホテル高輪

5年生5名参加

京都大学高校生フォーラムin Tokyo

 京都大学総長山極壽一氏講演「京都大学の探検と冒険―ゴリラのフィールドワークから―」

 11月6日(金)国立オリンピック記念青少年総合センター

 4年3名5年10名6年3名参加

2015年コスモス国際賞受賞記念講演会

 ストックホルム・レジリエンス・センター所長ヨハン・ロックストローム氏講演「プラネタリーバウンダリーについて」

 11月10日(火)東京大学安田講堂 

 4年3名5年1名参加

高校生を対象としたアメリカ大使館とNASAの共催イベント

 2月2日(火)アメリカ大使館

 5年生6名(SSH校高校生特別招待プログラム)

 

【希望者が応募し、選考があるプログラム】

グローバルサイエンスキャンパス20151102

 慶應義塾大学 (4月から1年間)5年1名参加

 京都大学 (11月~2月の8回)4年1名5年1名参加

 筑波大学 2年1名4年1名参加

京都大学「科学体系と創造性がクロスする知的卓越人材育成プログラム」に2名参加20150901

創造性の育成塾に2名参加2015

  7月31日(金)~8月7日(金)8日間

 2年2名参加  

JAXAホンモノ体験「調布エアロスペーススクール2015

 「なぜ飛行機は飛ぶの?」「飛行技術」「空気力学」セミナー

 7月29日(水)~31日(金)JAXA調布航空宇宙センター

4年1名参加 

 

【オープンラボ】

オープンラボ小石川と富士山を結ぶ大地と生命20150910

大学研究室訪問2015

高大連携SSH事業「生命科学に関する実験講習」

 第1回11月7日(土)

 理学部化学科山田眞二教授「バラの香りとレモンの香りの合成」

  9名参加

  第2回1月9日(土)~10日(日)

  理学部生物学科小林哲幸教授「アルコール代謝能力の遺伝子判定」

  12名参加

  第3回1月23日()

  理学部生物学科嶌田智准教授「生物多様性実験」

  6名参加  

  

● 平成26年度実施報告

 

【希望者が参加】

日経エデュケーションチャレンジ20140730

5年生3名参加

JST女子中高生理系進路選択プログラム~女子中高生の学校~20140807

 3日間4年生1名参加

ノーベル賞フォーラム 20140916

 山中伸弥氏講演会

1年生6名2年生1名3年生3名5年生5名6年生3名参加

ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム 20141011

 小柴昌俊氏、ポール・ナース氏講演

3年1名4年1名5年3名

コスモス国際賞受賞記念講演会20141027

フィリップ・デスコラ氏「自然の人類学」

 4年2名6年1名

京都大学高校生フォーラム「自然に学ぶナノテクノロジー」201411070

 4年9名6年11名

理研科学講演会20141130

「濃度勾配のスケーリング―生物の形を相似形にするメカニズム―」猪俣秀彦

「ミクロな世界の3体・4体のいざない」肥山詠美子

「紫外線LEDの開発―殺菌・浄水、医療市場を目指して―」

 3年1名4年1名

中村修二教授ノーベル賞受賞記念による第18回学長特別講演会20150116

「青色LEDの開発歴史と青色が照らす地球の未来」

 4年10名5年8名

スポーツデータ解析コンペティション20150307

 4年3名参加

第13回君が作る宇宙セッション(第17回ジュニアセッション20150320

 3日間4年1名参加

グローバル人材育成ワークショップ(エンパワーメントプログラム20150326

 3日間4年20名

 

【希望者が応募し、選考があるプログラム】

東京ジュニア科学塾専修コース

年8回2年1名参加

創造性の育成塾20140731

8日間2年2名参加

JAXA体験プログラム「君がつくる宇宙ミッション」20140804

 5日間4年1名参加

JSTスプリングサイエンスキャンプ慶應義塾大学先端生命研究所

 3日間4年1名参加

グローバルサイエンスキャンパス

慶應義塾大学 5年1名4年1名参加

東京理科大学 4年1名参加

筑波大学 3年3名参加

京都大学 4年生2名参加

 

【オープンラボ】

小石川と糸魚川・戸隠と結ぶ大地と生命

  8月21日~23日 27名参加

生命科学に関する実験講習会 お茶の水女子大学

第1回12月6日

「動物細胞を持たない動物細胞の「かたち」はどのように決まっているのだろう」

第2回1月6日

「ウニの生殖と発生を自分の目で見てみよう!」

第3回1月10日

「おいしさの科学~膨らんだお菓子はなぜおいしいのだろう?」

 

東京工業大学 高校生のための先端科学・技術フォーラム

 細野秀雄先生(東京工業大学元素戦略研究センター長)による「未来を担う材料を創る:研究の醍醐味」と題した講演会が行われ本校の4~6年生18名が参加した。物性科学の分野で大きなブレークスルーを立て続けに成し遂げている秘訣も、身近な疑問を持ち続け、考え続けることが何より大事であること、また、研究とはオールオアナッシングではなく、不完全でも成し遂げたことは必ず次につながってゆくというアドバイス(All or something)が印象的であった。多くの生徒が質問をし、皆感銘を受けている様子で、大変有意義な講演会であった。

  

日経エデュケーションチャレンジ

 730日に柏の葉カンファレンスセンターにて行われ、本校から5 年生5 名が参加した。一條校長(一橋大教授)の基調講演に引き続き、「最先端の技術、ビジネスを学び、日本・世界を変えよう」のスローガンのもと、第一線で働く企業人12 名の行う60 分授業を希望分野に従い2回受講した。その後講師を囲んで活発な意見交換が行われた。本校生徒も積極的に発言をし、講師の方々や他校の参加者と交流を深めている姿が印象的であった。

 731日、5 年生3人が「日経エデュケーションチャレンジ」に引き続き開催された「柏の葉サイエンスフォーラム」に参加した。約100 名の高校生が10 の研究室に分かれて、それぞれの分野について学び、最後に一堂に会してそれぞれのグループで学んだことについてプレゼンテーションを行った。本校生は「触覚技術の未来を考える」(東京大学牧野泰才 研究室)と「はかれないものを測る」(千葉大学 加藤顕 研究室)にお世話になった。参加した3人は、最後に行われた全体ミーティングでも、グループ発表や自由意見発表に積極的に取り組んでいた。

  

知と学びのサミット

 916日、朝日新聞社主催の「知と学びのサミット」に6年生から1年生まで18 名が参加した。第1部はノーベル生理学・医学賞受賞者である山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所長の講演。第2 部はスパコンの技術開発にかかわってこられ今年度の恩賜発明賞を受けた富士通の安島雄一郎氏の講演。第3 部では大島保彦・駿台予備学校講師が科学を学ぶ意義について話されたのち、山中氏・安島氏と共に全体の質疑と討論を進められた。生徒たちは、山中氏の「Vision & Work hard」のお話しや安島氏のスパコンにかける熱意をしっかりと受け止めたようだ。

  

京都大学高校生フォーラム

 117日、京都大学高校生フォーラムに23名が参加した。今年で4 回目となるこの催し、今回の講師は工学研究科の平尾一之教授で、演題は「自然に学ぶナノテクノロジー~地球環境を守る」。ヒトや昆虫の眼を題材に、いかに生物の身体がナノテクノロジー的に上手くできているかをご紹介いただいた。その他にも、ヤモリの足、チョウの翅等さまざまな生物の構造にナノテクノロジーが使われていることを教えていただいた。その後、平尾教授が代表を務める先端光加工プロジェクトについてのお話しをうかがった。最後に、携帯型燃料電池について、基礎知識について簡単に講義された後、携帯型燃料電池でLED 照明を点灯させるという実演を見せていただいた。技術や開発といったおもしろさと同時に、「発明者は安全・安心を作らなければならない」という工業倫理にも触れられ、工学の奥の深さを感じられる講演であった。

 

コスモス国際賞受賞記念講演会

 1027日、東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホールで行われたフィリップ・デスコラ氏による受賞記念講演会「世界の再構成にむけて」に生徒3名が参加した。

 講演は人類学とは何かに始まり、妻であり人類学者のアン・クリスティーヌ・ティラーさんと行ったエクアドルの奥地、アシュアールの人々の生活の研究についての話へと展開。それをもとに、人間が動植物などをどのように認識するかということから、「文化の違い」についての考察を述べられた。その具体例として、いくつかの鳥がいろいろな文化の中でどのように認識されているかを紹介された。そして、内面性と身体性の差異と類似性から4つの類型に分類できることを示された。このような考えによって、世界や人間社会の理解につながり、地球市民が世界を再構成する助けとなるということであった。その後、コスモス国際賞選考専門委員であり、総合地球環境学研究所名誉教授の秋道智彌氏とデスコラ氏の対談、質疑で終了となった。

 

ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム

 1011日、読売新聞社主催で、国際連合大学ウ・タント国際会議場で開かれたノーベル賞受賞者を囲むフォーラムに生徒5 名が参加した。ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊先生から、カミオカンデの建設、ニュートリノの発見にいたる苦労をご自身の体験に沿ってお話しいただいた。講演の最後には、若者たちへのメッセージとして「本気でやること」の大切さを訴えられた。次にノーベル生理学医学賞受賞者のポール・ナース先生から「科学の信頼回復のために」をテーマにした講演、引き続き大隅典子・東北大学教授と中村征樹・大阪大学准教授が加わり、パネルディスカッションが行われた。この中で、研究不正の起こる原因のひとつとして競争や資金の問題があること、市民の信頼を得るために科学者は研究内容についての説明責任を負っていることなどが訴えられた。

 

理研・科学講演会

 1130日に東京コンベンションホールにて開かれた理化学研究所・科学講演会に、期末試験前ながら生徒2 名が参加した。講演は次の3 題。かなり専門的な内容であったが、参加した生徒にはよい刺激になったようである。

 

(1) 「濃度勾配のスケーリング -生物の形を相似形にするメカニズム-」猪股秀彦チームリーダー(多細胞システム形成研究センター 体軸動態研究チーム)

 猪股先生が研究中であるアフリカツメガエルを用いた、発生における生物のスケーリングの決定機構について、Chd Szlに注目した実験結果を図表と共にわかりやすく解説していただいた。

(2) 「ミクロな世界の3 体・4 体問題へのいざない」肥山詠美子准主任研究員(仁科加速器研究センター 肥山ストレンジネス核物理研究室)

 原子間の結合について、コンピュータを駆使してその性質を計算と実験によって解明しようと取り組まれている。これらの研究の先にはハイペロンの性質の解明、その応用としてクリーンエネルギーの開発まで展望があるのだそうだ。

(3)「 紫外線LEDの開発 -殺菌・浄水、医療市場を目指して-」平山秀樹主任研究員( 平山量子光素子研究室)

 紫外線LEDの応用が期待される分野は、タイトルにあるほか、公害物質の処理や高密度光記録レーザーなど多岐にわたる。しかし、今のところ高効率のものがなく、実用化されていないのだそうだ。平山先生は、実用的な出力を持つ紫外線LEDを開発中で、実現すれば、上記のような用途に大きな効果をもたらすことになる。

   

ノーベル生理学・医学賞受賞者 

リチャード・ロバーツ氏講演会   

 1010日、本校アリーナにおいて、ノーベル生理学・医学賞受賞者であるリチャード・ロバーツ氏の講演会が開かれた。通訳なしの英語での講演に4 年生から6 年生の約450 名が耳を傾けた。

 講演では、ロバーツ氏の生育歴に始まり、分子生物学の世界へと進まれた経緯などを、影響を受けた著名な科学者のご紹介と共にお話しいただいた。そして、コールドスプリングハーバー研究所時代の研究、ニュー・イングランド・バイオラボの設立、ノーベル賞受賞者としての社会における責任などについて写真を交えてご紹介いただいた。最後に、ご自身が幸運だったと思われる6つのこと、パズルを解くことが好きなことが科学的態度につながっていることなどを、生徒たちへのメッセージとしてうかがった。会場での質疑応答も英語で行われ、さらにその後校長室での生徒との懇談にも応じていただき、貴重なひとときを持てた。

  

グローバル人材育成ワークショップ

 326日から28日の3日間、グローバル人材育成ワークショップ-エンパワーメントプログラムを予定している。昨年は5 年生・4年生併せて35 名の参加を得て、7名の留学生と様々な話題について、ディスカッションやワークショップを行い、プレゼンテーションを行った。参加者からは、英語を使うということで参加するまでは不安だったが、参加して人の意見を聞くことや自分の意見を言うことの重要性がわかりよかったという声が多数を占めた。今年度も4 年生約20 名で実施予定である。

 

 

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