アートクラフト科の授業紹介(金属工芸:鍛金 ミルクパン)
2024/06/21
アートクラフト科では、金属やガラスなどの素材を使用したものづくりを学んでいます。
今回ご紹介するのは、金属を加工する技法のうち「鍛金(たんきん)」という技法を使った作業の様子です。3年生が、銅板を素材として「ミルクパン(鍋)」を制作しています。
鍛金とは、1枚の平らな金属の板を、金槌で叩いて立体形成していく技法です。基本的な工程は、①加熱して金属をやわらかくする(焼きなまし)②金属表面についた酸化膜を取り除く(酸洗い)③当て金と金槌を使い、叩いて形成 この繰り返しです。
とても地道な作業ですが、一叩きごとに生まれる無数の「鎚目(つちめ)」が美しい作品です。
【過去の生徒作品】