アートクラフト科の授業紹介(金属工芸:鋳金 指輪)
2024/05/31
アートクラフト科では、金属やガラスなどの素材を使用したものづくりを学んでいます。
今回ご紹介するのは、金属を加工する技法のうち「鋳金(ちゅうきん)」と呼ばれる技法を使った作業の様子です。溶かした金属を流し込むための鋳型(いがた)をつくり、指輪を制作します。
現在は、鋳型をつくるための原型となるワックス(ろう)を削りだしています。削りだしたワックスを石膏で覆って固め、炉で加熱します。熱によってワックスが溶け出して空洞ができ、鋳型が完成します。鋳型に金属を流し込むと、元のワックスと同じ形をした金属ができるというしくみです。
指輪などのジュエリー制作に興味を持つ生徒も多く、熱心に作業に取り組んでいます。
【過去の生徒作品】