2024都駅伝
2024/11/06
東京高校駅伝2024
2024年11月2日(土)、東京都高等学校駅伝競走大会(男子は「第75回全国高等学校男子駅伝競走大会東京都代表予選会兼第77回関東高等学校男子駅伝競走大会東京都代表予選会」。女子は「第36回全国高等学校女子駅伝競走大会東京都代表予選会兼第33回関東高等学校女子駅伝競走大会東京都代表予選会」。以下「都駅伝」と記します)が開催されました。上位8チームが入賞、うち上位6チームは約3週間後に開催される関東高等学校駅伝競走大会(関東駅伝)に出場できます。コースは、例年通り「荒川河川敷ロード」で男女とも行われました。
以下結果です。()は区間順位、【】はチーム順位
[男子結果]
1区(10km) 桑原 涼輔(3) 33’05(19)【19】
2区(3km) 内倉 颯太(3) 9’13(10)【13】
3区(8.1075km) 荒木田 零生(2) 26’57(14)【11】
4区(8.0875km) 白石 幹太(2) 27’11(13)【11】
5区(3km) 高橋 律人(1) 9’35(10)【11】
6区(5km) 葛井 颯木(2) 16’47(14)【11】
7区(5km) 渡邉 宗一郎(3) 16’15(10)【11】
総合タイム 2時間19分03秒 東京都11位
[女子結果]
1区(6km) 小澤 莉(2) 22’49(10)【10】
2区(4.0975km) 和田 心春(3) 16’31(15)【11】
3区(3km) 阿部 菜七子(2) 11’44(10)【10】
4区(3km) 永田 愛琉 (1) 12’40(17)【10】
5区(5km) 田中 芳佳(2) 19’15(11)【10】
総合タイム 1時間22分59秒 東京都10位
夏のトラックシーズンを経て、ロードシーズンの幕開けとなる都駅伝では東大和歴代記録の更新と8位入賞を目標に男女とも練習を積んできました。昨年度、都駅伝に出場し雪辱に燃える2年生や新たに力をつけた1年生、そして受験を控えながらも目標達成に向け大会に挑む3年生それぞれの選手が力を合わせに大会に臨みました。
レース当日、雨が降り肌寒い気温の中、選手たちは自身の持つ力のすべてを発揮して走り切りました。特に女子では1区小澤莉(2年)が足首を負傷しながら昨年の記録を1分近く縮める走りでチームに勢いつけました。その後に続く選手たちも、各区間で昨年の記録を上回るタイムで襷を繋ぎ、結果、総合タイムを2分半縮め、順位も10位でフィニッシュすることができました。男子では、昨年主要区間を任されたメンバーを前半区間に配置し、攻めのオーダーで戦いました。昨年、脱水症状に見舞われながらも襷を繋いだ桑原涼輔(3年)が1区を務めそれぞれの選手が安定した走りを見せ全体11位、総合タイムを昨年から2分縮めてフィニッシュしました。
今回の都駅伝では男女ともに昨年度の記録を大幅に上回り走り切ることができました。選手たちは目標としていた記録の更新や順位を取ることができず悔しさを滲ませていました。しかし、こんな大会に向け、彼らが全員で話し合い、ミーティングを重ね、誰がどこの区間を走るのか、どのような練習メニューを立てた方が良いのか日々考え続けた経験は必ず来年の都駅伝に向けた活力になります。今回の結果が来年の彼らの活躍に繋がることを期待しています。
また今回の駅伝には雨が降る中で、短距離・跳躍・投擲のメンバーも応援やサポートに携わっていただき、「チームやまと」としてこの大会に臨むことが出来ました。種目は違いますが、仲間のために走る姿を見てとても良い刺激をもらったと思います。陸上は個人競技ではありません。団体競技です。種目関係なく同じ部活のメンバーとして一緒に戦うことが出来ました。シーズンも終盤に差し掛かっていますが、これからもチーム全員で団結して戦っていきます。