東京都立東大和高等学校

東京都高校駅伝大会　2022

2022/11/08

2022.11.3 東京都高校駅伝大会2022

2022年11月3日（木）、待ちに待った東京都高等学校駅伝競走大会（男子は「第73回全国高等学校男子駅伝競走大会東京都代表予選会兼第75回関東高等学校男子駅伝競走大会東京都代表予選会」。女子は「第34回全国高等学校女子駅伝競走大会東京都代表予選会兼第31回関東高等学校女子駅伝競走大会東京都代表予選会」。以下「都駅伝」と記します）がついに開催されました。

コースは、例年通り「荒川河川敷ロード」で男女とも行われました。気温18.5～23.5℃と運動するには少し暑い中でのレースとなりました。

午前10時に女子駅伝がスタート。「チームやまと」は3年生３名、2年生１名、1年生1名の編成で挑みました。1区は横山美萌(2年)。昨年度、2区を走った横山は1年間で3000ｍの自己ベストタイムを30秒近く伸ばしてきました。今回の駅伝では区間8位という素晴らしい順位でタスキを第2区に渡しました。第2区は緑川莉亜(3年)でした。受験勉強と並行して練習を行い、なかなかコンディションの維持が難しい中での出場となりました。順位を3つ落としてしまい区間18位でタスキを第3区川口満有花(3年)に渡しました。川口は区間14位で第4区にタスキを渡します。チームは11位のままです。第4区は和田心春(1年)。1年生ながら区間8位の記録で最終第5区にタスキを渡しました。チーム順位は依然11位のままです。第5区は古田彩季(3年)。区間順位は32位で、チームは14位でゴールしました。チーム順位としては昨年度から落ちてしまい東京都41チーム中、第14位となりましたが1・2・3年生が全力で繋いだタスキは必ず、来年度の駅伝に繋がっていくものだと感じさせるレースとなりました。

男子駅伝は午後12時30分にスタート。男子は3年生4人、2年生3人の編成で挑みました。第1区は小澤駿平(2年)。昨年度から急成長を遂げた選手がチームに勢いをつけるべく区間16位で第2区にタスキを渡します。第2区は大槻海翔(2年)。区間9位の好走を見せ第3区にタスキを渡します。チーム順位は12位に浮上しました。第3区は小澤廣大(3年)。1年生から駅伝を走る小澤は区間10位で4区にタスキを渡し、チーム順位を一気に9位に押し上げます。第4区は浅野遥斗(3年)。ここで、「チームやまと」にアクシデントが起こります。季節外れの気温の高さから、4区浅野が途中6㎞付近から脱水症状になりレースの継続が難しくなりました。しかし、３年生の意地を見せた浅野が何とか区間17位で5区へのタスキを渡します。この時、チーム順位は10位に後退。第５区は加藤春(2年)。先輩のアクシデントを挽回すべく好走を見せた加藤は区間8位で6区へとタスキを渡します。第6区は出義明(3年)。昨年からチームを引っ張て来た3年が区間10位でタスキを最終7区へと渡します。チーム順位はこの時10位に後退。第7区は渡部翔貴(3年)。9位のチームと一進一退の攻防を繰り広げながらラスト200ｍまで競り合いが続きました。そして、「チームやまと」の仲間が待ち受ける直線に入った瞬間、渡部が意地のラストスパートをかけ、9位でゴール。入賞とはなりませんでしたが、東京都71チーム中、第9位。チーム一丸となって掴み取った順位でした。

今回の大会は3年生の意地と、それに引っ張れた１・２年生の活躍が目立った大会でした。来年度に向け、また新たな「チームやまと」が動き出しますが、今回の駅伝は新チームにとって大きな一歩となりました。

これからも「チームやまと」に皆様の暖かい声援をお願いします。

大会結果

男子

第1区　10.0㎞　　小澤駿平　32分55秒　(区間16位)

第2区　3.0㎞　　大槻海翔　9分09秒　 (区間9位)

第3区　8.1075㎞　小澤廣大　26分39秒　(区間10位)

第４区　8.0875㎞浅野遥斗　28分16秒　(区間17位)

第5区　3.0㎞　　加藤春　　9分21秒　 (区間8位)

第6区　5.0㎞　　出義明　　16分26秒　(区間10位)

第7区　5.0㎞　　渡部翔貴　16分14秒　(区間8位)

総合　2時間19分00秒　　東京都　第9位　