校章

東京都立東大和高等学校

東京都新人大会2022

2022/09/26

新人大会の都大会となりました。各支部から選び抜かれた精鋭が集う大会に、「チームやまと」は果敢に挑戦しました。中学生のみなさまは、高校選びの最終段階に近づいていると思いますが、ぜひ、東大和高校を候補に加えてください。後悔はさせません。見学はいつでも大歓迎です。お電話をいただき、ぜひ一度おいでください。「チームやまと」はいつもみなさまをお待ちしております。

 

2022.9.25 都新人大会

 

9月23日(金)、24日(土)、25日(日)に駒沢競技場で、「第74回東京都高等学校新人陸上競技対校選手権大会」(以下、都新人大会)が開催されました。この大会は、各種目において、6つの支部から上位8名が予選を突破して出場します。東京都ナンバーワンを決定する大きな大会となります。さらにこの大会で3位以内に入賞すると、令和4年度関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会(以下、関東新人大会)への出場権を得ることができます。今回も、「チームやまと」の活躍は目を見張るものがありました

 

初日、雨の落ちる中で最初の競技は女子1500m走でした。横山美萌(2年)は軽く流して決勝進出。これで「チームやまと」には弾みがつきました。横山は午後に行われた決勝では4分47秒59と健闘。しかし惜しくも9位。8位とわずか0.5秒の差で入賞を逃しました。横山は自己新記録でした。男子走幅跳の友野晃誓(2年)の活躍が目を引きました。  決勝で6m97(+1.8)と好記録を出し、4位に入賞しました。上位2名が棄権したため、繰り上げで関東新人大会への出場権を得ました。友野は昨年度も1年生で関東新人大会に出場。また「チームやまと」の卒業生の兄、友野舜涼(現日本大学)が一昨年度、7m12の記録で、2年生のときに関東新人大会に出場したあとを受けての出場となります。驚きだったのは、男子4×100mリレーのこと。なんと予選8位で決勝に進出。そして決勝では6位入賞の快挙。森岡隼(1年)―友野晃誓(2年)―荻原遼平(2年)―内藤朔也(1年)の布陣で、42秒79をマークしました。

 

2日目は入賞者なしでした。昨日は惜しくも入賞を逃した横山美萌(2年)は女子3000m走に出場。決勝で自己新記録10分15秒16を出すも10位でまた入賞に一歩届かず、涙をのみました。しかしこの横山の3000m走の記録は「東大和高校歴代記録」を塗り替えるものでした。これまでの最高記録は、10分15秒94で、卒業生の俵やよいが2021年9月20日に日体大競技会で出したものでした。それを2年ぶりで破りました。この点では横山の頑張りは素晴らしいものであったといえます。

期待のマイルリレー(4×400mリレー)では、女子は10位に終わり入賞できず、男子は、荒天のため中止。夕刻に近づいたとき、激しい雨と雷のために大会が途中で中止になるという未曾有のアクシデントでした。

 

最終日は雨も収まり、比較的いいコンディションで大会が行われました。日程が変更され、男子マイルリレーは予選がなくなり、決勝タイムレースとなりました。大活躍だったのは、まず荻原遼平(2年)。男子110mハードル走で予選15秒40(+1.9)という自己新記録をたたき出し、決勝進出。決勝では15秒65(+1.7)で7位に入賞しました。さらに女子やり投で渡辺優羽(2年)が予選を35m01で軽く通過、決勝では2投目で自己ベスト記録を更新し、39m29で第2位に入賞し、関東新人大会出場権を得ました。40mスローも間近でしょう。同じ女子やり投で、1年の住吉由安が29m47で自己ベスト記録を更新しましたが、8センチ差で13位になり、決勝進出(12位まで)はできませんでした。渡辺のあとを継ぐ住吉の来年度の活躍にも期待したいと思います。住吉は中学時代はバレーボールの選手で、やり投の素質は十分にあります。

そして最後の種目である男子マイルリレー(4×400mリレー)では、昨日の大雨落雷のせいでタイムのいい順番に組編成が変わり、「チームやまと」は第1組8レーンのスタートとなりました。強い他校との競り合い、抜きつ抜かれつの熾烈な戦いの結果、1組6位となりました。結果は7位入賞。3:21.39のチームベストで勝利を得ました。布陣は内藤朔也(1年)-友野晃誓(2年)-白崎歩(1年)-加藤春(2年)でした。この勝利には本当に感動がありました。男子はリレー2種目で入賞を勝ち得ました。素晴らしい成績でした。

 

まとめとして 今回の大会で顕著だったのは、1,2年生が力をつけてきていることです。まだ入賞には及ばないものの、ベスト記録が出た者も多い大会でした。昨年度のように多くの入賞者を出すことはできませんでしたが、来年度には、期待がもたれます。

このホームページをご覧のみなさまには、今後とも「チームやまと」を見守っていただき、ご支援、ご協力を賜りたいと願います。中学生のみなさまには、ぜひ来年の4月から「チームやまと」で頑張ろうというお気持ちを持っていただけるようにお願いいたします。

                               

 

〈総合結果〉選手全員の結果を掲載します。

男子

400m走 予選落選51.20 内藤朔也(1年)

800m走 予選落選1:59.06加藤春(2年)/予選落選1:59.22大槻海翔(2年)/予選落選2:04.92根建暖大(2年)  

5000m走 決勝18位15:46.31小澤駿平(2年)

走幅跳 4位入賞 6m97(+1.8)友野晃誓(2年)=関東新人大会出場権を得る/予選落選28位 6m09(+0.6) 山田裕太(1年)

砲丸投 予選落選 8m68 谷本快翔(1年)

円盤投 決勝22位25m44谷本快翔(1年)

4×100mリレー 6位入賞 42.79 森岡隼(1年)―友野晃誓(2年)―荻原遼平(2年)―内藤朔也(1年)

4×400mリレー 7位入賞 3:21.39 内藤朔也(1年)-友野晃誓(2年)-白崎歩(1年)-加藤春(2年)

女子

100m走  予選落選13.33(-1.8)矢後茜音(2年)

1500m走 決勝9位4.47.59 横山美萌(2年)

3000m走 決勝10位10:15.16横山美萌(2年)

110mH 予選落選 16.35(+1.3)山田優奈(1年)

やり投 決勝2位 39m29 渡辺優羽(2年)=関東新人大会出場権を得る/予選落選(全体の13位)29m47住吉由安(1年)

4×100mリレー 予選落選51.75 井出日和(2年)-山田優奈(1年)-米谷陽奈乃(2年)-佐藤結貴(1年)

4×400mリレー予選落選(全体の10位)4:12.51 米谷陽奈乃(2年)-横山美萌(2年)-井出日和(2年)-山田優奈(1年)

 

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写真提供 川島利治・東海林元