こんにちは。東大和高校吹奏楽部49期部長です。

　この度は８月15日に行われた東京都高等学校吹奏楽コンクール代表選考会にて東京都代表に選出され、10月に札幌kitaraホールで行われる東日本学校吹奏楽大会への推薦を頂きました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
　この一年間を振り返ってまいりますと、短い時間の中でも学びの多い充実した日々であったと感じます。
　話し合いを重ねて、夏のコンクールでの目標を「東日本大会」に決定した所から私達はスタート致しました。「東日本大会」を目標にした理由にはこのように厳しい状況の中でも目標を達成し“伝説“になりたいという思いがあったからです。私達にとっての“伝説”とは歴代の先輩方です。憧れであったので同じように誰かの記憶に残る演奏がしたいと思い、″伝説″と言う言葉を使用しました。しかし、新型コロナウイルスの影響によりこの一年間のうちに何度も部活動が停止となりました。思うように練習が出来ずに落胆した日もありましたが、同時に毎日練習が出来ることが当たり前ではないと気づく事ができました。久しぶりに合奏をした際には、忙しい中で感じることのできなくなっていた音楽の楽しさを感じ、感動したことを覚えています。
　練習時間は例年の半分程度になりましたが、短い時間の中でも密度の濃い練習ができるように工夫を重ねてまいりました。限られた時間の中で長期的に成長する為に、生徒同士気づいた事は学年関係なく活発に意見を出し合い、多くの意見を出すことで自分達で進める練習の中で成長ができるようになりました。また演奏に普段の部活動内の雰囲気が表れると考え、部活動が楽しく好きだと感じられる場所であるようにそれぞれが思いやりを持ち、練習を進めてまいりました。
　このような練習が行えているのも決して私たちの力だけではなく先生方のお力添えがあったからだと思います。
　私たちの事を考え、やりたい事ができるように動いて下さった顧問の先生方、一緒に楽しんで音楽を創って下さった外部講師の先生には感謝してもしきれません。
　最後になりますが、東大和高校吹奏楽部を応援して下さる全ての方々に部員一同感謝申し上げます。私達にとって皆様の応援は活動の原動力です。この先も先の見えない日々が続きますが、私達に出来る最善を尽くしてまいりますので、今後とも応援の程よろしくお願い申し上げます。