校章

東京都立東大和高等学校

高校総体東京都支部予選会2021

2021/04/26

ついに2年ぶりの高校総体支部予選会が行われました。「チームやまと」の活躍が光ります。

これまで努力してきたものがここで実を結びました。

 

2021.4.26 高校総体支部予選会情報

4月24日(土)~25日(日)に、上柚木公園陸上競技場で、「第74回東京都高等学校陸上競技対校選手権大会第5・6支部予選会」(総体支部予選会)が行われました。この大会は、全国大会に繋がる最初の大会となります。支部予選会で各種目8位以内に入賞した者は、東京都大会に、そして都大会で6位以内に入賞した者は、南関東大会に、さらに南関東大会で6位以内に入賞した者は全国大会へと進出することができます。まずは、最初の一歩が踏み出されました。

コロナウイルス感染症の流行のために、25日からは緊急事態宣言が発出されて、都立公園などはすべて閉鎖されました。今後の部活動のあり方にも影響があるとは思います。現に、第1支部は駒沢競技場が25日に閉鎖されるため、急遽、第4支部との合同開催となるなど、混乱もありました。幸いわれわれの第5,6支部は上柚木競技場のおかげで、滞りない大会運営ができました。今後、東京都大会、南関東大会、全国大会が予定通り行われるのかどうかは、まだわかりませんが、とにかく最初の一歩で、「チームやまと」は輝かしい結果を残しました。

気持ちのよい晴天のもと、遅れもなく、大会が行われました。いつものように、松岡保雄コーチが審判長を務め、川島利治、東海林元、吉崎正恒が審判を務めました。昨年度までコーチを務めてくれていた栗原彰理コーチが、入都し、東京都立若葉総合高等学校の正顧問になって審判を務めてくれました。3月末で東京都立府中高等学校に異動した宮崎英夫元顧問も応援にかけつけてくれました。さらに東大和の元校長清水先生(現東京国際大学)が応援してくれたのも、「チームやまと」にとっては嬉しいことでした。

第1日目、順調に生徒たちは競技に挑みました。足を疲労骨折して、長く練習のできなかった米田優奈が女子100m走予選で12秒25(+1.8)という素晴らしい記録(東大和高校歴代新記録)を出したことをはじめ、多くの好記録が出ました。男子400m走の佐藤治樹も故障明けの久々の登場、同種目で長沢匠人と一緒に2人とも好記録で都大会に進出することができました。また、男子100m走の西永優作は予選で10秒81(+1.0)の歴代記録を塗り替える大健闘を果たしました。男女とも4×100mリレーは上位入賞。さすがヤマトというざわめきが会場に広がりました。

第2日目のトピックは、男女400mハードル走での男子佐々木陽太・女子藤田貴子の活躍でした。全国大会で活躍できるだけの記録を残しました。オープン種目ながら、女子4×400mリレーでの4分を切る快走も記憶に残るものとなりました。その他、トラックでもフィールドでも、「チームやまと」は大会を席巻しました。

2日間の結果として、都大会に支部予選を通過した個人30種目、リレー3種目に出場できることになりました。また、これまでの記録で都大会に直接出場する種目(男女400mハードル走、混成競技、競歩、女子三段跳、女子4×400mリレーなど)は個人18種目リレー1種目が出場することになりました。すべて合計して52種目で「チームやまと」は都大会に臨みます。この合計数は、これまでの「チームやまと」歴代1位のものです。間違いなく「チームやまと」は進化しています。

その他、今回もいろいろなドラマがあった2日間でしたが、冬の自主トレーニングの成果が発揮された生徒が目立ったことは有意義でした。また、故障している選手には、1日も早い回復を祈ります。都大会がいつ、どこで行われるのかは、緊急事態宣言とのからみで、まだはっきりはわかりませんが、間違いなく、「チームやまと」は全都を揺るがせる記録を出してくれることと思います。

 

以下に結果を記します。(写真提供:俵やよい・東海林元)

 

都大会出場権を得た入賞者(支部予選会で8位以内の入賞者)

 

男子

100m 第3位 西永優作(3年) 10秒90(+0.5)/第7位 那須恵翔(3年)11秒12(-0.7)200m 第6位 那須恵翔(3年)22秒24(+2.7) 

400m 第3位 長沢匠人(3年)  51秒00/第5位 佐藤治樹(3年) 51秒20  

800m 第1位 長沢 匠人(3)1分58秒62      

走幅跳 第3位 友野舜涼(3年)6m61(+1.4)/第5位 今信行(2年)6m31(+1.2)

走高跳 第1位 櫻井愛貴(3年)1m92/第6位 藤田凌平(3年)1m71

三段跳  第3位 宇津木大輝(3年)12m95(+1.7)      

砲丸投  第1位 関矢皓亮(2年)12m24/第2位 氏井正人(3年)11m75  

円盤投 第4位 村田海斗(3年)32m14/第6位 飯野碧(3年)30m55/第7位 氏井正人(3年)30m04         

やり投 第1位 村田海斗(3年)48m66/第8位 鈴木稜也(3年)42m47  

4×100mリレー 第2位 那須恵翔(3年)-友野舜涼(3年)-櫻井愛貴(3年)-古川謙慎(2年) 42秒80

4×400mリレー 第3位 佐藤治樹(3年)-長沢匠人(3年)-櫻井愛貴-佐々木陽太(3年) 3分26秒44

 

女子

100m 第3位 米田優奈(3年)12秒49(-0.7)

200m 第3位 米田優奈(3年)25秒97(-1.0)/第8位 中島凜(2年)26秒63(-1.9)

400m 第8位 中島凜(2年)1分01秒67 

800m 第3位 緑川莉亜(2年)2分19秒12/第4位 俵やよい(3年)2分21秒88/第5位 川口満有花(2年)2分22秒25        

1500m 第2位 俵やよい(3年) 4分49秒62/第8位 古田彩季(2年)5分09秒22   

走幅跳 第8位 櫻井瑛美(3年)5m24(+0.9) 

砲丸投  第2位 谷本栞乃(3年)10m44      

円盤投 第3位 谷本栞乃(3年)29m63

4×100mリレー 第3位 安藤穂乃香(3年)-米田優奈(3年)-櫻井瑛美(3年)-藤田貴子(3年) 49秒22

 

オープン種目(記録により都大会に直接出場する種目)

 

男子110mH 第2位 武藤隼太(3年)15秒13(+2.7)/第6位 荻原遼平(1年)16秒13(+0.8)/第7位 橋本幸樹(3年)16秒35(+0.8)

男子400mH 第 2位 佐々木陽太(3年)54秒80/ 第6位 橋本幸樹(3年)59秒30/第7位 新小倉誠也(2年)1分03秒06      

男子3000m障害走 第19位 渡部翔貴(2年)11分29秒33 

女子100mH 第3位 藤田貴子(3年)14秒78(+0.4)/第11位 井出日和(1年)16.51(-0.0)/第15位 常盤麻文(2年)16秒64(+0.8)/

女子400mH 第1位 藤田貴子(3年)1分02秒48/第6位 畠中すみれ(3年)1分07秒82/第11位 尾関茜(2年)     1分09秒67/第12位 田中史織(2年)1分11秒57          

女子5000m競歩 第4位 平井日菜(3年)28分33秒5(第1支部オープン参加)

女子三段跳 第4位 櫻井瑛美(3年) 10m90(+0.8)/第9位 畠中すみれ(3年)10m40(+2.0)/第12位 安藤穂乃香(3年)10m22(+0.3)         

女子4×400mリレー 第2位 米田優奈(3年)-緑川莉亜(2年)-藤田貴子(3年)-尾関茜(2年) 3分59秒72     

0.jpg  

3.jpg

4.jpg

5.jpg

6.jpg

7.jpg

8.jpg

9.jpg

10.jpg

12.jpg