卒業生紹介
慶應義塾大学 環境情報学部 今井正人くん(令和5年3月卒業)
システム情報分野卒業
私は情報系の専門科目を重点的に学びたいと思い、八王子桑志高校に進学しました。授業では実践的な内容が多く、大学や社会に出ても役立つ知識や技術を身につけることができます。中には基本情報技術者の取得を目指す内容もあり、高校の段階で体系的に学び、資格取得ができる環境はとても貴重だと思います。 また、課題研究では各自が自由なテーマを考え、ハードウェアからソフトウェアまで自分の関心を深められます。私は特に暗号の研究に取り組み、それが大学入試に直結する成果へと繋がりました。最終発表に向けたプレゼン練習にも力を入れるため、自分の取り組みをわかりやすく伝える力も養うことができました。こうした研究経験が進路実現に大きく繋がったと感じています。 情報分野に興味があり、実践的な技術を身につけたい人や、関心のある分野をとことん追究したい人にはとても良い環境だと思います。
電気通信大学 情報理工学域 I類 宮川一歩くん(令和5年3月卒業)
コンピュータサイエンスプログラム
私が桑志高校を受験したのは、中学二年生の段階でコンピュータなどの情報技術に興味があり、桑高祭に参加させていただいたことで、その雰囲気や卒業研究の内容などに魅力を感じたためです。 高校三年間では、基本情報技術者といった専門的な資格の取得に加え、実習科目を通して情報技術を扱うことの楽しさや、そのうえでの実践的な知識などを身に着けることができました。特に課題研究では、限られたリソースの中でも好きな研究活動を行うことができ、そこで発表した内容が、大学受験へも直接的に繋がりました。 桑志高校で学ぶ技術は、今後の未来において必ず必要とされる技術で、その中にはとても興味深く、人生を豊かにしてくれるようなアイデアが満ち溢れています。各分野で学べる技術に興味がある人や、漠然ながらも各分野の技術に魅力を感じている人は、有意義な高校生活を送ることができると思います。
工学院大学 情報学部 髙﨑夏葉さん(令和7年3月卒業)
私は、大多数の人が進学する普通科ではなく、他の人と違うことをしたいと思いこの高校に入学しました。入学当初はゲームクリエイターになりたいと思っていましたが、システム情報分野でプログラミングや電子工作などを学ぶうちに他のことに興味がわき、夢が広がりました。また、国家資格を高校生のうちに取得できたので、大学の同期学生と差を付けられました。クラスメイトは情報分野らしくパソコンやゲーム好きな人が多く、楽しい高校生活を送れました。情報学の基礎を3年間かけて学べたため、安心して情報学部に進学することができました。
東京電力ホールディングス株式会社 中山 亜悠夢 (2024年3月卒業)
ビジネス情報分野卒業
「夢を見つけられる高校」
自分は今、東京電力ホールディングスへ就職し、多くの人を支える人事の仕事をしています。八王子桑志高校のビジネス分野で学んだ、簿記をはじめとした経済・情報などの知識は、実際の仕事でも重なる部分が多く、卒業して改めて学んできたことの重要さや大きさを実感いたしました。
初めは自分の好きや得意がわからないまま、八王子桑志高校へ入学いたしましたが、
3年間経った今感じることは、生徒会での経験・行事や日々の生活の中で、4つの分野のいろいろな夢を持った人が集まる高校だからこそ、自分の好きや得意を見つけることができたのかなと感じます。
自分にとって新しい世界を広げてみたい、そんな理由でも、
きっと自分の夢が見つかる場所だと思います。
ぜひ一度、見学会や説明会に足を運んでみてください、
素敵な学校生活を送れるよう、卒業生として応援しています。
株式会社ナルティス入社(2012年卒業)
デザイン分野卒業
[デザイン分野で学んだこと]
⚫︎どういかされているか
本の装丁や誌面、グッズのデザインをしています。 デザイン分野のデッサンやグラフィックの授業は、デザインの仕事をする上で必要な基礎を学ぶことができました。 特にグラフィック(Photoshop、Illustrator)の授業では触ったことのないソフトの使い方を基礎から進め、基本の操作や考え方をしっかり習得できたので今の仕事を選ぶ上で必須のスキルであり重要なきっかけにもなっています。
⚫︎受験を迷っている受験生へのメッセージ
私は将来の進路を決めるのが苦手で、漠然と絵を描くのが好きという思いで入学を決めました。 今は毎日大好きな漫画や本に携わり、憧れだった漫画誌の表紙のデザインも担当させていただけるようになり、天職だと思える仕事に就いています。 桑志で学んだ基礎があったから、未熟でも飛び込む事ができた世界だと思っています。 デザイン分野ではグラフィック系に限らず写真、立体や工芸、テキスタイルなどものづくりを広く学ぶ事ができます。 自分の興味や目指すものがはっきりしている方はもちろんですが、 将来に迷っていたり目指すものが見つからなくても、デザインや作ること、イラストに関わることなど好きだと思えるものがあるなら、どれも無駄にならない経験や知識、そして興味の入口になると思います。