学校からのメッセージ

校長挨拶

 都立府中工科高校のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。

 本校第18代校長として令和4年4月に着任した鈴木誠と申します。

〇生徒が社会の一員として、自覚ある行動ができるよう、全力でサポートします。
〇高い志をもち自己実現を目指す生徒を育成します。
〇生徒一人一人の着実な成長を温かく見守ります。

 本校は、日本のものづくりに欠かせない高度な技術者を多く社会に輩出し、東京の経済の成長を支えてきました。
 特に、創立から60周年を迎えた昨年度は、国家資格である第二種電気工事士の合格者数が史上最高の128名に達し、全国高校ランキングで第1位という有終の美を飾ることができました。

 令和5年4月1日からは、工業と科学技術とを融合させた、東京都立府中工科高等学校と校名を変更し、新たな道を歩みます。
 新型コロナウイルス感染症の影響で、社会全体でデジタル化が急速に取り入れられ、私たちもマスクの着用から外しての活動に移行するなど、新たなフェーズ(局面)となりました。現在の社会が、産業構造やデジタル化、人口構成や働き方など、これまでにないスピードで大きく変化する中であっても、本校がこれまで培ってきた教育理念は変わりません。

 予見できない問題が発生したり、解決困難な課題に対応しなければならない時代が、もうやってきています。本校では、こうした時代に対応し社会で活躍できる産業人材を育成してまいります。そのための教育理念を実現するため、STEAM教育の実現に向けた取組を力強く推進し、産業界や学術機関と連携した専門教育(P―TECH)や防災教育、社会資源を活用した教育活動の充実など、直面する教育課題に文部科学省、東京都教育委員会をはじめ、地域等関係諸団体の御協力や御支援をいただきながら、取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

令和5年4月1日