学校からのメッセージ

ものづくりは、人づくりから

校長あいさつ

校長の画像
東京都立荒川工科高
校長 坂田 安永

 令和5年4月に着任しました校長の坂田安永です。
 東京都立荒川工科高等学校は、開校60周年を迎えた工業高校であり、荒川区に位置した都立唯一の電気系専門高校として、電気科・電子科・情報技術科の3科を設置し、ものづくりの基盤となる基礎、基本の習得をはじめ、各種の資格取得や検定合格等に積極的に取り組んでいます。
 さらに、東京都教育委員会の「Next Kogyo START Project」により、令和5年4月1日より学校名称が「荒川工科高等学校」となり、教育活動全体を通じて、自ら課題を見つけ、主体的に学び考え、工夫して解決しようとする力、社会的な課題に向き合い他者と協力して解決しようとする力の育成に取り組んでいます。

 本校の校章は、電子の軌道を示した楕円が電気、電子、情報技術科の限りない発展を、三つの楕円の組み合わせが「知・情・意」の融合調和を、中央の「高」の字が高校生としての自覚と誇りを常に忘れぬことを示しています。

 こうした伝統を引き継ぐとともに、社会変化に対応できるエンジニアの育成に取り組み、これまで約14,000名近くの卒業生を、ものづくりの力で日々の暮らしを豊かにするエンジニアとして社会に送り出してきました。

  AI や IoT、ロボットなどの先進技術が社会実装された社会にあっても、よりよい社会を作るために思考し創造することは人にしかできないことであり、この「研究心」をもったエンジニアの活躍の場は、今後更に広がると確信しています。

 本校は、引き続き、教職員の厳しくも温かみのある、粘り強い指導により、生徒の可能性を広げ、よりよい社会の実現を目指してまいります。是非、本校の教育活動をご覧ください。皆様とお会いできる日を心よりお待ちしております。