学校からのメッセージ
校長あいさつ
多様性を享受し社会につなげる教育
東京都立足立工科高等学校長
鴻野 誠
東京都立足立工科高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本校は、昭和37年に機械科、電子科を設置した都立工業高校として設立されました。平成9年には、新校舎建設とともに、生徒の希望と適性、特性に応じた専門的な工業教育を行う「総合技術科」に学科改編して27年目を迎えました。また、令和4年度から「機械」・「電気システム」・「制御システム」・「情報コミュニケーション」の4コースに改編しています。
経済のグローバル化やDXの推進を踏まえ、工業高校改革を着実に進めるため、総合技術科を設置した工科高校として、工業に関する基礎基本を学び、専門分野に関する興味・関心を引き出し、自己の適性を自覚させ、ものづくりの産業基盤を支える人材を育成しています。そして、生徒の多様性を享受し社会につなげる教育を進めることを目標に掲げています。
この目標を達成するために学習指導、生活指導、進路指導を大きな三つの柱として、力を入れた教育を進めています。学習指導では、ICT教育を取り入れ、基礎・基本の習得を重視し、専門教科の授業では、技術・技能の習得や資格取得を進める等、確かな学力を高めています。生活指導では、規範意識を育てるとともに、学校行事、部活動、地域のボランティア活動、防災活動などに積極的に参加して、豊かな人間性や、社会貢献の精神を育んでいます。進路指導では企業見学会、インターンシップ、進路対策活動など、3年間の系統的なキャリア教育を実施し、生徒の進路実現に努めています。
このような取組により、大学、専門学校への進学に加え、就職については100%の内定率を達成し、誰一人取り残すことなく育成する「個別最適な学び」と生徒のチャレンジや多様な個性を生かす「探求的な学び」の一体的な充実を図っています。
本校の生徒は、3年間の学校生活を通して、何事にも真面目に一生懸命に取り組む気持ちや意欲、体力が身につき、仲間と楽しく有意義な毎日を送っています。
今年度は、授業公開、学校見学会、学校説明会、体験入学、部活動体験、個別相談会、都立高校合同説明会など実施予定ですので、ぜひお越しいただき、本校の生徒が頑張っている様子をお伝えしていきたいと思います。
今後とも、本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。