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2026/06/17 学校の様子
自衛隊進路説明会レポート ~“ゼロから広がる世界”を知る一日~
都立足立工科高等学校では、6月15日(月)、進路選択の一環として自衛隊による講話を実施しました。
当日は海上自衛隊の専任伍長の方を講師にお招きし、「35,000人を代表して」という思いとともに、
ご自身の経験に基づいた貴重なお話をいただきました。

講話のテーマは、
「ゼロから世界を舞台にする生き方 ~10代の者たちへ送る、一人の自衛官のリアルストーリー~」です。
■ 経歴と入隊のきっかけ
講師の方は、片親家庭・中卒という背景の中、当初は寿司職人を目指していました。
その後、
-
かつての同僚の制服姿に憧れを抱いたこと
- 漫画を通して知った広い世界への興味
をきっかけに、自衛隊への入隊を決意されました。
学歴や家庭環境に関係なく、誰でもゼロから挑戦できる環境であることが、大きな後押しとなったそうです。
■ 自衛隊での学びと成長

自衛隊では全員が同じスタートラインから基礎教育を受けます。
その中で大切にされているのが、
- 正しい言葉遣い
- 嘘をつかないこと
- 先輩についていく姿勢
の3つです。
これらの積み重ねが、自身の成長につながったと語られていました。
■ 「究極のやりがい」
自衛隊のやりがいとして強調されていたのが、災害派遣での経験です。
入浴支援や食事支援などを通して、見ず知らずの方から直接「ありがとう」と声をかけられる。
その瞬間に得られる充実感と達成感は、他では得られない「究極のやりがい」であると話されました。

■ 世界へ広がる経験
海上自衛隊として、艦艇での海外派遣は15回、訪問国は33か国に及びます。
海外での経験を通して、日本では見られない文化に触れるとともに、
日本の安全性やすばらしさを改めて実感したとのことです。
■ 資格取得と将来性
自衛隊では勤務しながら資格取得が可能であり、
- 大型免許
- 調理師
- 産業カウンセラー
など、費用面の支援を受けながら自身の能力を高めることができます。
また、専門技術や規律ある生活態度、責任感は、退職後の社会においても高く評価されると説明がありました。
■ 多様な職務の紹介
講話では、さまざまな職務についても紹介がありました。
- 潜水艦
- 航空機整備 など
それぞれが高い専門性と責任を担う重要な職種です。
■ 今後の体験機会

夏休みには、練馬駐屯地の見学会(7月30日)が予定されています。
■ フリータイムの様子
講話後には、自衛官の方とのフリータイムが設けられ、
生徒たちは積極的に質問を行い、理解を深めていました。




また、南極の氷の展示や資料の紹介なども行われ、生徒にとって貴重な体験となりました。
■ 講師からのメッセージ
「次は皆さんの番です。
皆さんの未来への挑戦を、心から応援しています。」
■ 生徒のアンケート結果
参加した生徒21名へのアンケートでは、
- 「ぜひ自衛隊に入りたい」7名
- 「進路の一つとして考えたい」10名
と、半数以上の生徒が前向きに捉えていることが分かりました。
■ 生徒の感想

講話後には、
- 「人々を守ることが誇りになると知った」
- 「新鮮で貴重な体験だった」
など、多くの前向きな感想が寄せられました。
自衛隊の仕事や生き方への理解を深め、将来について考える良い機会となりました。