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東京都立足立工科高等学校

ニュース

2025/11/18 学校の様子

学校説明会レポート ~機械系・電気系 実習施設見学

 

本校では、ものづくりの基礎から
先進的な技術まで幅広く学べる環境を整えています。

今回の学校説明会では、説明会終了後に
校内の実習施設をご見学いただきました。

機械系・電気系それぞれの特色ある実習室を通して、
本校の学びの魅力を感じていただければ幸いです。


機械系 実習施設の紹介

■ 機械加工室(校内通称:工場)
1年生の「工業技術基礎」や機械コースの実習で使用する施設です。
旋盤・フライス盤・ボール盤などの工作機械を使って、
金属加工の基本を学びます。

校内では「工場」と呼ばれ、
ものづくりの基礎を身につける中心的な場所です。

 

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■ マシニング室
パソコンで作成した設計データをもとに、
機械が自動で金属やプラスチックを加工する実習室です。

穴あけや切削、工具の交換までプログラムで制御でき、
実際の工場でも使われている本格的な設備を備えています。

室内の機械総額は1億円を超え、
先進的なものづくりを学ぶ環境が整っています。

この設備は、他校の生徒も実習に訪れる
拠点校として活用されています。

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■ 溶接加工室
金属を熱で溶かしてつなぎ合わせる
「溶接」の技術を学ぶ実習室です。

ガス溶接やアーク溶接など、
さまざまな装置を使って基礎から実践的な技術まで習得します。

さらに高度な技術を身につけたい生徒は、
外部の技能講習を受講し、修了認定を取得することも可能です。

ものづくり系の部活動でも活用され、
実践力を高める場としても活躍しています。

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■ 蒸気機関車(寄贈展示)
2016年、近隣にお住まいの星野栄二郎様より
「工業高校での学習に役立ててほしい」との思いで寄贈された
手作りの蒸気機関車です。

真空ブレーキやインジェクター給水装置、
全回転部に至るまで、すべて手作業で製作され、
完成までに約17年を要しました。

実際の蒸気機関車と同様に、
火室で炭や石炭を燃やして水を沸かし、
蒸気の力で走行することができます。

最大15トンの乗客を乗せた客車を牽引できる出力を持ち、
文化祭では約500人が乗車体験を楽しみました。

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電気系 実習施設の紹介

■ 高電圧実習室
電気システムコースで使用する実習室です。

高電圧を発生させ、絶縁物がどの程度の電圧まで耐えられるかを調べる
「絶縁破壊実験」や、雷の特性について学ぶことができます。

電気の危険性を正しく理解するための重要な施設です。

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■ DXルーム
高等学校DX加速化推進事業の一環として整備された多目的スペースです。

移動可能な机や椅子を活用し、授業・会議・打合せなどに柔軟に対応できるほか、
高性能PCや3Dプリンタを導入し、アクティブラーニングやAI活用など
先進的な学びを実現しています。

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■ 電子計算機室
制御システムコースや情報コミュニケーションコースで使用する実習室です。

ドイツ製の基板加工機や3Dプリンタなどをコンピュータで制御し、
ロボットや自動化技術の基礎を学びます。

3D-CADと連携することで、設計から加工までを一貫して行う
「ものづくりのトータルプラン」を実践的に学ぶことができます。

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■ 電気工事室
1年生の電気実習や電気システムコースで使用する実習室です。

家庭や建物内の配線工事に関する基礎技術を学び、
照明器具やスイッチの配線作業を通して、実践的な技能を身につけます。

また、電気工事士試験に向けた資格取得のための指導も行っています。

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最後に ~ご参加ありがとうございました~

学校説明会と施設見学にご参加いただき、誠にありがとうございました。

本校の教育活動や学びの環境について、
少しでもイメージを深めていただけたなら幸いです。

今回の見学が、皆さまの進路選択の一助となればと思います。

また、アンケートへのご協力にも感謝申し上げます。
いただいたご意見は、今後の取り組みに活かしてまいります。