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2025/10/03 学校の様子
防災訓練レポート ~給水ステーション編~
■ 防災訓練の目的
- 災害から自らの生命を守るために必要な「自助」の能力を身に付ける
- 防災に関する意識の高揚
- 助け合いや社会貢献など「共助」の精神を育む
今回の防災訓練では、学校近くの諏訪木公園にある「災害時給水ステーション」に集合し、
実際の給水体験を通して災害時の対応を学びました。
■ 給水ステーションの仕組みを学ぶ
諏訪木公園内の建物は、実は応急給水槽を備えた給水ステーションです。
この設備は水道管とつながっており、常に水が入れ替わる仕組みになっているため、
新鮮な水が常時確保されています。
災害時には水の出入りを止めて、水道水を守る仕組みも備えています。
■ 給水体験と水質検査
水道局や足立区職員の方のご指導のもと、実際に給水訓練を行いました。
給水された水の残留塩素濃度は約0.1mg/Lで、基準値(0.4mg/L以下)を十分に満たしており、
色や濁りもなく、まろやかで飲みやすい水でした。
これなら災害時でも安心して飲むことができます。
📷【写真:給水訓練の様子】
■ 給水補助訓練と運搬体験
持参したペットボトルや非常用給水バッグに水を入れ、学校や自宅まで持ち帰る体験も行いました。
これは、災害時の水の運搬を想定した訓練です。
📷【写真:給水バッグに水を入れる様子】
■ 仮設給水栓の組み立て訓練
仮設給水栓の組み立ても体験しました。
実際に自分たちの手で設置することで、給水活動の仕組みや重要性を実感することができました。
📷【写真:仮設給水栓の組み立て】
■ 訓練のまとめとアンケート
訓練後は教室に戻り、振り返りのアンケートを記入して終了しました。
今回の訓練は、足立区役所、水道局、東京消防庁西新井消防署、
西新井第二小学校6年生児童、地域自治会の皆さまと連携して実施されました。
ご協力いただいた皆さま、大変ありがとうございました。