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2025/07/10 学校の様子
水力垂心自動車で課題解決型学習:試行錯誤から「より良いモノづくり」
7月9日、本校会議室にて、株式会社KAMAKEのすすめ から講師陣を招き、
「水力垂心自動車」の組み立てと、実験を通じた課題解決型学習を実施しました。
試行錯誤と走行実験
授業では、まず水力垂心自動車のキットを組み立て。
その後、約10mのコースから廊下へと場所を移し、走行実験を行いました。
生徒たちは、ポンプの回数、水の量、ギア比、チェーンの調整、タンクの位置、部品の点数など、
様々な条件を組み合わせて試行錯誤。
走行距離を伸ばすために工夫を凝らし、記録を伸ばしました。
「より良いモノづくり」の探求
この活動の目的は、モノづくりにおける試行錯誤の重要性を学ぶこと。
生徒たちは実験結果から原因を考察し、条件、結果、考察を記録することで、
「より良いモノ」を作るプロセスを体験しました。
走行結果発表
各チームの工夫の結果、以下の素晴らしい記録が生まれました。
- クマとうばつ隊 - 40.6m
- ヨシカミマモル - 33.6m
- ビートルズ - 30.4m
気づきと今後の期待
活動を振り返り、ボトルの水量、ギア比、タンクの位置、部品の点数など、
多様な要素が走行に影響を与えることがチームと講師の話し合いの中で明確になりました。
この課題解決型学習は4日間にわたり各クラスで順次実施されます。
生徒たちは普段以上に真剣な表情で、そして何よりも楽しそうに取り組んでおり、
今回の学びが今後の学習や生活に活かされることを期待しています。