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2025/07/15 学校の様子
7月14日 セーフティー教室レポート:闇バイトと薬物乱用の危険性
7月14日 セーフティー教室レポート:闇バイトと薬物乱用の危険性
7月14日、西新井警察署の方をお招きして、
中高生を対象に闇バイトと薬物乱用の危険性について学ぶセーフティー教室が開かれました。
闇バイトの甘い誘惑と厳しい現実
セーフティー教室では、まず動画や事例を通じて闇バイトの手口が紹介されました。
「楽して稼げる」という甘い言葉で未成年を誘い込み、
「捨て駒」として利用する実態が明らかに。
特に「受け子」や「出し子」といった役割は、一度でも関われば「レッドカード」であり、
人生を大きく狂わせる危険性が強調されました。
安易な気持ちで関わることがいかに危険か、改めて警鐘が鳴らされました。
薬物乱用の深刻な現状と代償
次に、薬物乱用、特に高校生の間で広がる大麻の危険性に焦点が当てられました。
警察庁のデータでは、高校生の薬物逮捕者が増え、
特に大麻による逮捕者はこの10年で約10倍になっていることが報告されました。
海外で合法化されている国があることに触れつつも、未成年者への規制は世界共通であり、
「大麻は有害」という強いメッセージが伝えられました。
また、「ゲートウェイドラッグ」として他の薬物への入り口となる可能性や、薬物乱用による事故、
そして逮捕されることで「自由な時間・生活が失われる」という厳しい現実が説明されました。
市販薬の「オーバードーズ」や医薬品の譲渡にも罰則があることが共有され、
身近な危険にも注意が促されました。
相談窓口と生徒会長からのメッセージ
セーフティー教室の最後には、困った時の相談窓口として
警視庁の各種相談口(ヤングテレホンコーナー:03-3580-4970、緊急時は110番)が紹介されました。
生徒会長からの感謝の挨拶で締めくくられ、
生徒たちは闇バイトや薬物乱用といった身近な危険について、深く考える機会となりました。
今回のセーフティー教室で学んだことを活かし、
安全で健全な学生生活を送っていきましょう。
不安なことや困ったことがあれば、一人で抱え込まずに、
周りの大人や紹介された相談窓口に頼ってください。