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2025/06/19 学校の様子
3年生機械コース「原動機」の授業:「連続の法則」を学ぶ
機械コース3年生の「原動機」の授業では、
流体力学の基礎となる重要な単元「連続の法則」について深く学びました。
授業では、まず連続の式の図解を用いて、管路を流れる流体のイメージを視覚的に理解しました。
断面積の変化に伴う流速の変化が、どのように質量保存の法則に基づいて説明されるかを、
具体的な図と共に確認しました。
次に、連続の法則の公式について学びました。
特に、多くの機械で扱われる非圧縮性流体における連続の式、
A1v1=A2v2 がどのように導き出されるか、その物理的な意味を丁寧に解説しました。
説明を聞いた後、生徒たちは実際に例題に取り組みました。
与えられた管路の断面積と流速の情報から、
未知の流速や断面積を計算する演習を通じて、
公式の理解を深め、応用力を養いました。
今回の授業で流体力学の基礎である「連続の法則」を習得したことで、
流体機械の設計や性能評価といった
今後の専門学習へ繋がる重要な一歩を踏み出すことができました。